- かかりつけ薬剤師って割に合わないよ
- かかりつけ薬剤師やめれないかな
- また患者さんから電話だ、、もういやだ
かかりつけ薬剤師になると時間に追われ、やめたいと思う方も多いです。
この記事では、薬剤師経験18年の私がかかりつけ薬剤師をやめたいと思った時にとるべき行動を解説します。
この記事を最後まで読むともやもやした気持ちがなくなり、どうするか決断できるようになります。
結論としては我慢してかかりつけ薬剤師を続けるか、かかかりつけ薬剤師はやめて同じ企業に残るか、あるいは転職するかです。
転職時は転職エージェントを使用しましょう。あなたの力になってくれます。
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かかりつけ薬剤師ってつらいこと多いよね。まずはやめたくなる理由を解説するよ
かかりつけ薬剤師をやめたい理由6選
24時間の電話対応
かかりつけ薬剤師になると基本的には24時間の電話対応が必要となります。かかりつけ薬剤師はいつでも患者さんからの質問や疑問に対応する責務があるからです。
患者さんからいつなるか分からない携帯電話を持っておかないといけないことはとても苦痛に感じることがあります。
「休日でも急に電話が鳴って対応しなければならず、プライベートの時間が全く取れない。」
「患者さんから『今すぐに対応してほしい』と言われると、プレッシャーがかかって精神的に疲れる。」
ノルマがきつい
薬局や企業にはよりますがノルマを課されている人も多いです。国としても「かかりつけ薬剤師」の制度を推進していますので、企業としては数を増やそうとすることは当然のことです。
しかし、ノルマとして月に100件など厳しい数をこなすことがプレッシャーに感じる方は多いです。
「かかりつけ薬剤師のノルマがきつい。一人当たり30件取れと言われているが、まだ算定できていない。達成できないと、評価が下がるのではないかと不安になる。」
「かかりつけ薬剤師の同意書を取るために、患者さんに何度も声をかけるが、断られることが多い。営業活動のようで、患者さんとの信頼関係が損なわれるのではないかと心配になる。」
有給や休みがとりずらい
有給や休みをとりずらいと感じてしまう責任感の強い薬剤師も多くいます。患者さんにとってかかりつけ薬剤師は1人です。
いつ来てもかかりつけ薬剤師がいる状態にしてあげようと思うと休めなくなってしまいます。
「かかりつけ薬剤師として患者さんのフォローが求められるため、休みを取ることに罪悪感を感じる。」
「かかりつけ薬剤師としての任務があるため、急な連絡に対応しなければならず、休暇を取りづらい。」
世間話で他業務圧迫
患者さんの中にはお話が好きな方もいます。他の業務がなければ世間話に付き合ってあげれますが、薬剤師は日々業務に追われています。
患者さんの数が増えることにより1人にかけられる時間も減ります。バランスがとれずに他業務が圧迫し、やめたいと感じる方もいます。
「患者さんとの信頼関係を築くために世間話をすることが多いが、業務が忙しいときには時間の無駄に感じてしまう。」
「薬の説明を終えた後に患者さんが世間話を始めると、次の患者さんを待たせてしまうのではないかと焦る。」
対応が難しい患者様を対応
患者さんの中には難しい方・合わない方もいます。その場合もかかりつけ薬剤師として対応しなければいけません。精神的に気を使うことでやめたいと感じる方もいます。
「患者さんとの相性が合わないと感じても、かかりつけ薬剤師として担当し続けなければならず、精神的に疲れる。」
「患者さんと性格が合わない場合、どうしても対応にストレスを感じ、気を使いすぎてしまうことがある。」
割に合わない
かかりつけ薬剤師は24時間対応など業務の割に給与があまり増えないケースがあります。業務に対し給与が見合わなければ「なぜ私だけ、、」と不満を感じる方も多いです。
※職場によっては5000円〜10000円手当がつきます。
「24時間対応や休日対応が求められるが、手当が支給されないため、労働時間に見合った報酬を得られていないと感じる。」
「かかりつけ薬剤師としての業務が評価されず、給与や昇進に反映されないため、モチベーションが低下している。」

かかりつけ薬剤師をやめたくなったら次の行動をとると良いよ
かかりつけ薬剤師をやめたいと思った時にする行動
やめたい理由を整理する
自分の気持ちを整理することが必要です。人は頭の中だけで考えることは向いていません。自分がやめたいと感じている理由を紙に書き出してみるとやめたい理由が明確になります。
かかりつけ薬剤師の意義を知る
かかりつけ薬剤師とは何か?どんな意義があり作られた制度なのか?背景を知ることでやりがいに繋がることがあります。
上司・先輩など周りの人に相談する
かかりつけ薬剤師をやめたいと思った場合は、他の経験したことのある上司・先輩に相談してみましょう。経験者は同じ悩みを持ったことがあるはずです。
その時にどう乗り越えたのか、どういう考えを持っているかを聞いてみましょう。
かかりつけ薬剤師をやめるメリット・デメリットを考え決断する
かかりつけ薬剤師をやめるにもメリットとデメリットを考える必要があります。メリット、デメリットを考えた上で自分にとって最善の決断は何なのかを考えてみましょう。

しっかりメリット・デメリットを踏まえて考えてみよう
かかりつけ薬剤師をやめるメリット
精神的負担からの開放
かかりつけ薬剤師をやめることにより精神的負担から開放されます。やめたいと思いながら仕事を継続することで精神的な病気に陥ることもあります。
職種によっては給与アップ・職場環境の改善に繋がることもある
やめて転職する場合、職種によっては給与アップにつながることも多いです。また、休日数なども多くなる可能性も。
かかりつけ薬剤師をやめるデメリット
組織に負担
かかりつけ薬剤師がやめることにより組織としてはマイナスにはなります。しかし、あなたがやめても補充があり組織は回ります。深く考える必要はありません。
キャリアに傷
かかりつけ薬剤師をやめて同じ組織に残る場合は、昇進などキャリアに傷がつく可能性は高いです。同じ能力でかかりつけ薬剤師ができる人とできない人では組織はできる人を昇進させます。

後悔しない決断をしよう。あなたが決めた判断が正しいよ
かかりつけ薬剤師をやめる時の選択肢
我慢して続ける
我慢して続けることも1つの選択肢です。かかりつけ薬剤師になりたての場合は経験によりやめたい気持ちがなくなる場合もあるでしょう。
我慢できる範囲であれば成長につながることもあり良い判断です。
かかりつけ薬剤師をやめて同じ組織に残る
かかりつけ薬剤師はやめて同じ組織に残る判断も悪い判断ではないです。やめたい理由を明確に上司に伝えてみましょう。
転職する
転職する場合は職種はそのままか職種を変える選択があります。どちらにせよ転職エージェントを利用し自分にあった転職先をみつけましょう。
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転職サイトに悩む方はこちらの記事も参考にしてください。
まとめ
この記事ではかかりつけ薬剤師をやめたいときにとるべき行動をまとめました。やめたいと感じている場合は1人で考えても答えがでないことも多いです。
少しでも次の1歩に繋がる手助けになればいいなと思います。
転職する場合は転職サイトに登録し、転職エージェントに相談しましょう。
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