薬剤師の仕事がつらい本当の理由と、乗り越えるための具体策

薬剤師の仕事
  • 調剤ミスが怖くて仕事がつらい

薬剤師は責任感が強い方が多く、色々と一人で悩みを抱え込むことも多いと思います。薬剤師といっても色々な職種があり悩みも人それぞれですが共通している部分も多々あります。

ここでは薬剤師経験18年の私が経験を交えて仕事がつらい時にとるべき行動をお伝えさせていただきます。

この記事を最後まで読んでいただくと今のつらい現状をかえることができます

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なくま
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薬剤師の仕事ってつらいこと多いよね。まずはつらい理由を説明していくよ

薬剤師の仕事がつらい本当の理由8選

仕事がうまくいかない

薬剤師だけの理由ではないですが、仕事がうまくいかない時はつらいと感じることが多いです。

薬剤師は責任感や使命感が強い方も多いのでうまくいかない場合に自分をせめてしまう人が多いです。

実際に多い声
  • 先輩に「まだ終わってないの?」と責められた。丁寧に確認しているだけなのに、スピードばかり求められてつらい。
  • 疑義照会で医師に「そんなの自分で考えてよ」と言われた。正しいことをしているのに否定されるのがしんどい。
  • 服薬指導で患者さんに「説明が長い」と不機嫌になられてしまった。うまく伝えられず、自信をなくした。

調剤過誤

調剤薬局や病院薬剤師では調剤過誤がプレッシャーに感じつらいと感じる方が多いです。命に関わる仕事なので日々のプレッシャーはかかりやすくなります。

実際に多い声
  • 「患者さんの命を預かってると思うと、1日中気が抜けない。家に帰ってからも『本当に間違ってなかったかな』って不安が頭から離れない。」
  • 「何度も確認してるのに、どこかで間違ってないかって常に不安。100%の安心感なんてなくて、プレッシャーだけが残る。」
  • 「一度ミスをしてしまったとき、上司からの叱責がすごくて、自分の存在ごと否定された気がした。フォローじゃなくて責められるのがつらい。」

人間関係・トラブル(同僚・上司)

複数の薬剤師がいる職場では人間関係に悩む方も多いです。特に年齢が離れている方と同じ職場になることも多いのでつらいと感じる方がいます。

実際に多い声
  • 「先輩薬剤師の機嫌ひとつで職場の空気がガラッと変わる。ミスを見つけたらネチネチ言われて、毎日顔色をうかがってる。」
  • 「小さな薬局だから逃げ場がない。ちょっとしたことで陰口を言われたり、無視されたりして精神的にきつい。」
  • 「女性が多い職場だからか、表ではニコニコ、裏では文句のオンパレード。新人の頃は誰を信用していいか分からなかった。」

教育体制・研修ない

大手企業などでは教育体制が整っていることも多いですが、中小企業や個人薬局では教育体制が整っておらず成長できないと不安を感じることも多いです。

実際に多い声
  • 「教育担当なんて形だけで、実際は誰も教えてくれない。自己流でやるしかなくて、ミスしたら『なんでそんなことも知らないの?』って責められる。」
  • 「調剤未経験で入ったけど、研修ゼロ。処方意図や注意点も教えてもらえず、ただ数をこなすだけで、毎日がこわかった。」
  • 「中小の薬局って“経験者前提”なところが多くて、新人教育の意識がまるでない。転職して初めて、前の職場の研修がありがたかったと気づいた。」

給与増えない、低い

責任感が強い仕事ではありますが比較的、給与が低かったり、あがりにくい傾向があります。仕事の内容に対する給与の不満によりつらいと感じる方も多いです。

実際に多い声
  • 「毎月の給料日が来るたびに、こんなに働いてるのにこの金額か…とがっかりする。生活費もギリギリで、将来が不安すぎる。」
  • 「夜勤や残業も多くて体力的には限界。でも給料が低いから、転職するにも不安で踏み切れない。まるで働きづめの生活。」
  • 「薬剤師としての資格を持っているのに、思っていたより給与が低くて驚いた。こんなに責任を持って働いているのに、これでいいのかと疑問。」

残業、業務過多

人が足りていない企業などでは残業が発生したり一人で多くの業務をこなさないといけなくなることが多々あります。

業務過多が続くと身体的にも精神的にもつらいと感じることに繋がります。

実際に多い声
  • 「業務が多すぎて、一人で抱えきれない。終わらない仕事に追われる毎日で、体力的にも精神的にも限界を感じる。」
  • 「薬局は忙しくて人手が足りないから、ひとりひとりの業務が膨大になる。残業は当たり前で、休日も呼び出されることが多く、ストレスが溜まる。」

閉鎖的な職場

特に調剤薬局や病院では限られた人との関わりになることも多く、息がつまることもあります。継続することでつらいと感じる方がいます。

実際に多い声
  • 「薬局の先輩たちは仕事のやり方を一切教えてくれず、暗黙のルールばかり。間違えるとすぐに批判されるけど、改善策は誰も教えてくれない。」
  • 「薬局内の人間関係が閉鎖的で、外部の人が入りづらい雰囲気。チームワークが全然ないから、一人で抱え込むことが多く、精神的にしんどい。」

評価が納得いかない

評価制度が整っていなかったり、自分はできていると思っても評価されない場合は不満がたまっていきます。自己肯定感も下がっていく為、つらいと感じやすくなります。

実際に多い声
  • 「同じ仕事をしていても、評価基準が不明確で、上司の気分で評価が決まる感じ。正直、努力しても意味がないと思うことが多い。」
  • 「薬剤師としてのスキルや知識が評価されない職場だと感じる。定期的に勉強会を開いても、その成果が評価に結びつかないと感じると、やる気を失う。」

薬剤師職種別の仕事がつらい理由4選

ドラッグストア

理由は大きく2つあります。1つは薬剤師らしい仕事ができない場合です。特に調剤併設ではないOTCのみの場合、調剤業務がないので薬剤師らしい仕事とは少し離れます。

また、品出しや店舗運営の仕事も多いので薬剤師らしい仕事を求めている人にはつらいと感じることがあります。

もう1つは土日の休みがとりにくいことです。ドラッグストアでは土日が忙しい店が多く休みをとりにくい傾向があります。

土日が休めないことで他の薬剤師の友人と休みが合わせづらいなどプライベートに影響する場合があります。

実際に多い声
  • 「ドラッグストアは土日が忙しいから、休みが平日しか取れないことが多い。家族や友人と休みが合わず、プライベートの時間がほとんど取れない。」
  • 「薬剤師としての仕事より、品出しやレジ打ちの方が多い。接客をしたくても、忙しいときは薬の棚を整理したり、レジを打つことがほとんどで、正直やりがいを感じない。」

調剤薬局

人が少ない薬局も多く、1人に任される仕事量が多い場合があります。風邪やインフルエンザの流行期などは特に忙しくなり1日に来る処方箋枚数も増えます。

業務過多が続くことでつらいと感じる方も多いです。また、複数の薬剤師がいる場合で職場の異動がない薬局の場合は人間関係に悩む方も多いです。

実際に多い声
  • 「一人で調剤業務から患者さん対応、薬歴管理、在庫管理まで全部こなさなきゃいけない。忙しい時は、全てを一人で回すのが本当にしんどい。」
  • 「人手不足で、1人で数人分の業務をこなさなきゃいけない。忙しい時間帯に調剤ミスが起きないか不安で、精神的に常にプレッシャーを感じている。」

病院薬剤師

一般的に仕事の割に給与が低い傾向があります。薬剤師らしい仕事はできますが、見合った給与がもらえない・給与が増えないなどの不満がたまります。

また、夜勤や休日出勤もあるので身体的にも負担を感じる方がいます。

実際に多い声
  • 「夜勤や土日出勤があるのに、給与があまりにも少ない。責任の重さに対して、給料が全然見合っていないと感じている。」
  • 「病院での勤務は忙しくて、患者さん一人ひとりにしっかり対応しなきゃいけない。そんなに働いているのに、給与が思ったより低いと感じる。」

病院薬剤師がつらいと思う方はこちらの記事も参考にしてください。

派遣薬剤師

プライベートとの両立はしやすいですがキャリア不安を感じる方も多いです。昇給がなかったり、キャリアを積むことができないので将来性を不安視する方がいます。

実際に多い声
  • 「派遣薬剤師として働くことで、スキルアップできる場面もあるけれど、長期的に見てこれが自分のキャリアにどう影響するのか分からない。」
  • 「転職を考えているけど、派遣という不安定な立場だと、将来の転職先に評価されないのではないかと心配になる。正社員に比べてキャリアにブランクができるのも怖い。」
なくま
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薬剤師は色々つらいことが多いね。ここから解決方法を説明するね

薬剤師の仕事がつらいと感じたときの具体的な対処法

一時的ならそのまま

どの仕事にも共通しますが、つらいと感じることはあります。つらい感情が一時的か継続的かによって対処が必要か判断しましょう。

1ヶ月以上つらい感情が続いている、一度解消しても繰り返しつらい感情が出てくるなどであれば対処が必要です。

周りの人に相談する

周りの友人、職場仲間、家族に相談してみましょう。他の人に話を聞いてもらうだけでも気持ちが軽くなることも多いです。

同じ経験をしている人がいれば良いアドバイスをもらえる可能性も高いです。

異動の希望を伝える

人間関係や職場環境の問題で異動できる場所がある企業であれば上司に異動の希望を伝えましょう。伝えなければ現状は変わりません。

ストレスにより不眠や食欲不振など起こっていれば希望と共に伝えると良いです。

転職する

転職でつらい気持ちを解消できることも多いです。転職が『悪』という古い考えを持っている人もいますが転職は悪いことではありません

転職するかしないかは求人を見て決めれば良いです。転職活動は情報を得るというメリットしかありません。転職により労働環境・給与ともに良くなった人はとても多くいます。

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転職サイトで悩む時はこちらの記事も参考にしてください。

業務内容の問題なら職種変更

業務内容がつらい場合は職種を変えれば良いです。薬剤師と言っても幅広い職種があります。

調剤が合わなくてもOTC、OTCが嫌なら病院薬剤師、他にも医療系WEBライターなどもあります。固定観念にとらわれず幅広い視野を持つとよいです。

休職

現状、精神的・身体的につらく仕事ができない場合には休職しましょう。今の状態で良い判断はできません。

一度ゆっくり休んで体調が回復してから次を考えましょう。自分の身体が第一です。

【原因別】薬剤師の仕事がつらいと感じたときの具体的な対処法

調剤ミスが怖い

薬剤師にとって調剤ミスはプレッシャーになります。

調剤ミスが怖いのであれば、調剤ミスが起こりにくいシステムを導入している企業へ転職。あるいはドラッグストアや他職種への転職がおすすめです。

激務すぎる

一人が負担する業務が多い場合、暇な薬局への転職がおすすめです。忙しい場所での経験は自分の成長には繋がりますが、自分のキャパ以上がずっと続くのであれば転職はおすすめです。

技術に不安がある

自分の技術に不安がある場合は教育や研修制度が整っている大手企業に転職しましょう。しっかりとした教育制度があれば技術の不安もなくなります。

人間関係に不安・つらい

人間関係がつらい場合は異動するか離職率が低い企業へ転職しましょう。人間誰しも合わない人は必ずいます。合わない人とは離れることがベターです。

自分の時間がほしい

自分の時間がとれない人は派遣がおすすめです。自分の希望する働き方で自分の時間を確保しながら仕事することができます。

まとめ

仕事がつらい時にとるべき行動をまとめました。人によって悩みは異なると思いますが、自分にあった行動をとることにより今よりも現状が良くなります。

その手助けとして転職エージェントを利用していきましょう

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