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【大手調剤薬局を辞めたい薬剤師へ】6社の理由比較と転職のすすめ

薬剤師転職
  • 人が少なくて忙しすぎる。毎日つらい。
  • 毎日終わる時間がバラバラ。残業も月20時間超えるし。つらすぎ。
  • 給与が低すぎる。しかも入社してから全然上がってないし。将来不安。

大手調剤薬局で働いていると日々「辞めたい」と思うこともありますよね。私も薬剤師として働いていると「辞めたい」と思うことが定期的にあります。

この記事では薬剤師歴18年の私が、実際の口コミも交えながら「大手調剤薬局6社の薬剤師が辞めたい理由について解説します。

この記事を読んでいただくと「大手調剤薬局6社の薬剤師がなぜ辞めたいのか?」「辞めたい場合どうしたら良いか?」が分かります。

今回解説する大手調剤薬局6社は以下です。(各企業について知りたい方は企業名をクリック)

6社の働き方や年収・福利厚生・研修などを比較したい方はこちらの記事を参考にしてください。

結論として、各企業の主な辞めたい理由は以下です。

  • アイン薬局:給与が低く、昇給も低い
  • 日本調剤:目標がノルマに感じ、プレッシャーがつらい
  • 総合メディカル、クオール薬局、アイセイ薬局、さくら薬局:人員不足により1人の業務負担が大きい

「辞めたい気持ち」が続くのであれば転職も選択肢に入れましょう。環境を変えることで日々のつらい気持ちがなくなる人がたくさんいます。

転職に興味がある人は転職サイトに登録し、転職エージェントに相談しましょう。

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なくま
なくま

各企業の辞めたい理由と解決策をまとめたから見てね。

※この記事は、OpenWorkの口コミを参考に執筆しています。

大手調剤薬局各企業の薬剤師が辞めたい理由

アイン薬局薬剤師が辞めたい理由

アイン薬局の薬剤師が辞めたいと思う理由を以下にまとめます。

主な辞めたい理由
  • 給与が低く、昇給も低い
  • 業務量が多く大変
  • 人員不足で大変
  • アプリ登録やかかりつけ契約件数のプレッシャーがつらい
  • ルールやマニュアルが細かすぎ
  • 評価が不満に感じる
  • 将来が不安になった
  • ワークライフバランスがとれない

アイン薬局で辞めたいと感じる理由の多くは、給与や昇給の低さ、業務量の多さ、人員不足など、働く環境に関する不満です。

加えて、アプリ登録やかかりつけ契約件数の数字目標、細かいルールやマニュアル、評価制度への不満もあり、将来への不安やワークライフバランスの取りにくさを感じる人も少なくありません。

こうした要素が重なることで、アイン薬局での勤務を続けることに不安を覚え、転職を検討する薬剤師が多いようです。

なくま
なくま

アイン薬局は連続休暇制度や研修制度に満足の声も多いですが、給与面は低め。大手調剤はどこもだけどね。

さらに詳しく辞めたい理由を知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。

日本調剤薬剤師が辞めたい理由

日本調剤の薬剤師が辞めたいと思う理由を以下にまとめます。

主な辞めたい理由
  • 目標がノルマに感じ、プレッシャーがつらい
  • 人員不足による業務過多
  • 給与が安く、昇給も少ない
  • 残業が多く、帰りも遅い。休みも取りにくい
  • 異動や応援が多い

日本調剤を辞めたいと感じる理由の多くは、数字目標やノルマによるプレッシャー、人員不足による業務過多、そして給与や昇給の不満です。

さらに残業の多さや休みの取りにくさ、頻繁な異動や応援業務も負担となり、ワークライフバランスの取りにくさや将来への不安につながるケースも少なくありません。

こうした環境が重なることで、薬剤師として専門性を活かしながら働きたい人にとっては、転職を検討する理由となることが多いようです。

なくま
なくま

日本調剤は専門的なスキルをつけたりと成長できる環境があるけど、数字目標のプレッシャーもあるね。数字に追われたくない人は環境を変えるしかないよ。

さらに詳しく辞めたい理由を知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。

総合メディカル薬剤師が辞めたい理由

総合メディカルの薬剤師が辞めたいと思う理由を以下にまとめます。

主な辞めたい理由
  • 給与の低さ・昇給の少なさ
  • 人員不足による業務負担
  • ワークライフバランスがとれない

総合メディカルで辞めたいと感じる理由は、給与や昇給の低さ、人員不足による業務負担、ワークライフバランスの取りにくさが中心です。

さらに、かかりつけ薬剤師の数字目標やノルマ、業務のマンネリ化、上司や同僚との人間関係によるストレスも重なり、将来への不安を感じる人も少なくありません。

こうした環境が続くことで、薬剤師として無理なく働きたい人にとっては、転職を検討する理由となることが多いようです。

なくま
なくま

総合メディカルは大手の中では給与は高い方。少ないと感じる人は転職して給与上げよう。大手にずっといてもなかなか上がらないのが現実。

さらに詳しく辞めたい理由を知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。

クオール薬局薬剤師が辞めたい理由

クオール薬局の薬剤師が辞めたいと思う理由を以下にまとめます。

主な辞めたい理由
  • 人員不足により1人の業務負担が大きい
  • ワークライフバランスがとれない
  • 給与が低い・給与アップも少ない
  • 遠いとこにも応援に行かされる

クオール薬局で辞めたいと感じる理由は、人員不足による業務負担の大きさが中心です。

さらに、残業や長時間勤務などによってワークライフバランスが取りにくくなること、給与や昇給の低さも不満につながっています。

また、遠方の店舗への応援が負担となるケースもあり、こうした環境が重なることで、薬剤師として無理なく働きたい人にとって転職を検討する理由になることが多いようです。

なくま
なくま

クオール薬局は店舗ガチャが特に顕著。エリアや店舗によっては人がいなくてとても大変らしいよ。

さらに詳しく辞めたい理由を知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。

アイセイ薬局薬剤師が辞めたい理由

アイセイ薬局の薬剤師が辞めたいと思う理由を以下にまとめます。

主な辞めたい理由
  • 人員不足により1人への業務負担が大きい
  • 働きがいがない
  • 給与が低いし昇給も少ない
  • ワークライフバランスがとれない
  • 成長できる環境がない
  • 異動が多い

アイセイ薬局で辞めたいと感じる理由として最も多いのは、人員不足による業務負担の大きさです。

処方箋対応や患者対応の負担が大きく、応援がなかなか来ないこともストレスとなります。また、患者様に寄り添った対応や仕事の評価が十分に得られず、働きがいを感じにくいことも不満につながっています。

さらに、給与や昇給の低さ、店舗やマネージャーによるワークライフバランスの差、成長できる環境の不足、異動の多さなども理由として挙げられます。

こうした環境が重なることで、自分の理想の働き方を求めて転職を検討する薬剤師も多いようです。

なくま
なくま

アイセイ薬局に限らないけど調剤では「仕事のマンネリ化」もある。マンネリ化した人は副業にチャレンジしたりOTCやってみたり変化をつけると良いね。

さらに詳しく辞めたい理由を知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。

さくら薬局薬剤師が辞めたい理由

アイン薬局の薬剤師が辞めたいと思う理由を以下にまとめます。

主な辞めたい理由
  • 人手不足で1人の業務負担が大きい
  • ワークライフバランスがとれない
  • 応援が多い
  • 上司が大変そうで将来不安
  • 給与が低い・給与アップが見込めない

さくら薬局で辞めたいと感じる理由として最も多いのは、人手不足による業務負担の大きさです。

1人あたりの処方箋対応や在宅業務が多く、余裕のない勤務が続くことで疲弊するケースがあります。ワークライフバランスも店舗によって差があり、残業や遅番、休みの取りにくさから辞めたいと思う人もいます。

さらに、応援が多く遠方の店舗に行かされることや、上司や先輩の忙しさを見て将来の不安を感じることも要因となります。

また、さくら薬局は買収によりこれから「辞めたい理由」として増えてくる可能性があることを以下にまとめました。

さくら薬局で増えるであろう辞めたい理由
  • 経営方針の変更で現場が混乱
    アインの方針やシステムに統一されることで、これまでのやり方と変わり、戸惑いが出やすい。
  • 人事制度・評価基準の変更
    給与や昇進基準が変わる可能性があり、「これまでの努力が評価されない」と感じる人が出てくる。
  • 異動リスクの増加
    アインは全国展開しているため、人員調整の一環で遠方への異動や希望外の配置が増える恐れがある。
  • 業務量の増加
    システム統一や研修など、過渡期に通常業務+追加業務が発生し、負担が増える。
  • 職場の雰囲気の変化
    これまでの「さくら薬局」の文化が薄れ、アイン流に変わることで人間関係や雰囲気が合わなくなる人が出る。
  • 福利厚生や働き方の変化
    有休の取りやすさや残業規制など、これまでの待遇が変わり「働きにくい」と感じる可能性。
  • 将来への不安感
    「今後どうなるのか分からない」という不透明さがストレスになり、転職を考える薬剤師が増える。
なくま
なくま

さくら薬局は今から色々な変化が起こっていくから、柔軟な対応が必要。

さらに詳しく辞めたい理由を知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。

「辞めたい」と感じたら、まずは情報収集から始めてみましょう。
特に参考になるのがこちらの3つです。気になるリンクをクリックしてチェックしてみてください。

大手調剤薬局6社に共通して多い辞めたい理由

大手調剤薬局で共通する辞めたい理由は以下です。

共通する辞めたい理由
  • 人員不足により1人の業務負担が大きい
  • ワークライフバランスがとれない
  • 給与の低さ・昇給の少なさ
  • 異動や応援が多い

人員不足による業務負担はどこの企業でも口コミが多いです。店舗やエリアによる部分が大きく、新店で人を抜かれたり、育休で抜けた欠員がそのままのこともあるようです。

ワークライフバランスにおいても店舗によることが多いようです。

店舗に早番のパートがいると遅番が基本となったり、門前のクリニックが終わるまで閉められないので残業が続いたりと大変な店舗に配属されることで「辞めたい」気持ちが湧いてきます。

給与の低さや昇給の低さは大手調剤薬局全体としての問題です。1つの企業で年収を上げていくより転職により年収を上げることの方がはるかに簡単です。

以下は大手調剤薬局の年齢別年収の参考値です。

年齢アイン薬局日本調剤クオール薬局クラフト(さくら薬局)総合メディカルアイセイ薬局
30歳約450万円約510万円約500万円約470万円約500万円約450万円
35歳約480万円約560万円約530万円約520万円約580万円約530万円
40歳約520万円約600万円約480万円約580万円約620万円約630万円
※複数の口コミサイトを参考に筆者が独自推定(2025年6月時点)

異動や応援の多さも大手調剤薬局では当たり前です。基本的に大手は店舗数が多く、人が抜けることも頻繁に発生します。人が抜けると人員配置が変わり異動や応援が必要となります。

なくま
なくま

これらの理由は大手調剤薬局ならどこでもあるよ。嫌な場合は大手に行くのではなく中小企業や個人薬局に行ったほうがいいね。条件は必ずエージェントに言って内部情報をもらってから転職するといいね。

大手調剤薬局薬剤師が辞めたい場合の解決策

自分の考えを整理する

頭にあるモヤモヤを解消する為には「紙に書き出す」ことが重要です。以下を書き出して自分の頭の中を可視化してみましょう。

  • 今の職場で悩みを解決する方法はないか?
  • 時間と共に解決されないか?
  • 転職をすれば悩みが解決されるか?
  • 自分に問題はないか?
  • 逃げの転職ではなく前向きな転職か?
  • 学ぶ機会が本当に少ないか?

転職するか・しないか判断する

トータル的に考えて、転職するかどうかを判断しましょう。転職判断のポイントも以下にまとめておきます。

ポイントは「この職場のまま変えられるか」「環境を変えないと変わらないか」です。

(○:転職 △:人に相談・解決しなければ転職 ×:もう一度検討)

事例具体例判断ポイント
待遇が良くない・給与が低い
・会社制度への不満
相談しても変えれないものは転職
ワークライフバランスが崩れている・希望休がとりにくい
・残業多い
・業務過多
働き方を変えられないか相談
人間関係が悪い・同僚と仲が悪い
・職場の雰囲気が悪い
まずは上司に相談。人を変えるのでなく自分を変える。仕事上の関係と割り切る
成長する機会がない・研修がない、レベルが低い環境がないなら環境が整っている企業へ
キャリアが見えない・将来が不安
・上司が大変そうでなりたいと思えない
自分が目指せるキャリアプランを上司に相談
同世代と比較・同期の出世
・SNSを見て
×自分軸を持つ

転職する場合は転職エージェントを活用する

転職活動をする場合は必ず転職エージェントを活用しましょう。

転職エージェントを活用すべき理由

①自分に合った職場をプロが提案してくれる
→ エージェントは希望条件や不安を聞いた上で、性格や経験に合った職場を提案してくれる。

② 面接対策・書類添削をサポートしてくれる
→ エージェントは、面接官目線でのアドバイス伝え方の工夫をしてくれるので安心。

③ ブラック企業を避けられる(内部事情を知っている)
→ HPでは分からない情報(離職率・人間関係・教育体制など)をエージェントは把握している。

④ 年収や条件交渉を代行してくれる
→ 自分で「もう少し給料上げてほしい」とは言いづらいが、エージェントが交渉してくれる。
年収アップや働き方の希望が通りやすくなるのは大きなメリット。

⑤ 応募先とのやり取りをすべて任せられる
→ 仕事しながらの転職活動は大変。
→ エージェントが日程調整・応募・条件確認など全て代行してくれるので、負担が少ない。

⑥ 完全無料で利用できる
→ 転職先の企業から報酬をもらうビジネスモデルなので、求職者側の費用負担はゼロ
→ 情報収集だけでもOKなので、気軽に相談しやすい。

転職エージェントには転職希望者のキャリアよりもマッチング成功報酬を優先するエージェントもいます

よって「エージェントは信用してもいいが、信頼しすぎてはいけない」と心得てください。

あくまで味方ではなく「ビジネスパートナー」です。上手く活用しましょう。

おすすめは2〜3社登録して、相性が合うエージェントを残して使うやり方です。転職エージェントを複数登録したほうがいい理由は、「より良い求人に出会える確率を上げるため」です。

転職エージェントを複数使ったほうがいい理由
  1. 保有求人が違うから
    エージェントごとに提携している企業が異なるため、A社にはある求人がB社にはない、といったケースは珍しくありません。
  2. 担当者の質に差があるから
    希望を丁寧に聞いてくれる担当者もいれば、ノルマを優先して強引に勧めてくる担当者もいます。複数登録しておけば、相性の良い担当者だけを選んで利用できます。
  3. 情報を客観的に比較できるから
    同じ求人でもエージェントによって説明内容や条件提示が異なることがあります。複数の視点から情報を得ることで、より正しい判断ができます。
  4. それぞれ得意分野が違うから
    調剤に強い会社、ドラッグストアに強い会社、派遣・パートに強い会社など、各社で得意分野があります。希望の働き方に合わせて複数登録した方が選択肢が広がります。
  5. 比較されていることで対応が良くなるから
    エージェント側も「他社と比較されている」と分かれば、希望に合った求人を優先的に紹介してくれたり、レスポンスが丁寧・迅速になる傾向があります。

おすすめする転職エージェントは希望の職種などによって異なります。以下にまとめてますので参考にしてください。

比較するのも面倒な人:ファルマスタッフマイナビ薬剤師の2社に登録すれば間違いなし

調剤薬局に転職したい人:ファルマスタッフ

病院・クリニックに転職したい人:アポプラス薬剤師

ドラッグストアに転職したい人:マイナビ薬剤師

地方で転職活動したい人:アポプラス薬剤師

早いスピード感で転職したい人:薬キャリエージェント

次の転職先は長く継続して務めたい人お仕事ラボ

各、エージェントについて比較したい人はこちらの記事を参考にしてください。

まとめ

この記事では、大手調剤薬局6社の薬剤師が「辞めたい」と感じる理由を口コミも交えてまとめました。

大手調剤薬局で働く薬剤師の多くが「人員不足」「給与の低さ」「ワークライフバランスの乱れ」などで辞めたいと感じています。

その気持ちを放置してしまうと、体調を崩したりキャリアを失ってしまうリスクがあります。

転職は不安かもしれませんが、情報収集から始めるだけでも選択肢が広がり、気持ちが楽になる薬剤師は多いです。

私がおすすめするのは「ファルマスタッフ」。調剤薬局に強く、口コミでもサポートの質が高いと評判です。

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