- かかりつけ薬剤師って割に合わないよ
- かかりつけ薬剤師やめれないかな
- また患者さんから電話だ、、もういやだ
かかりつけ薬剤師になると時間に追われ、やめたいと思う方も多いです。
この記事では、薬剤師経験15年の私がかかりつけ薬剤師をやめたいと思った時にとるべき行動を解説します。
結論としては我慢してかかりつけ薬剤師を続けるか、かかかりつけ薬剤師はやめて同じ企業に残るか、あるいは転職するかです。
この記事を最後まで読むともやもやした気持ちがなくなり、どうするか決断できるようになります。

かかりつけ薬剤師ってつらいこと多いよね。まずはやめたくなる理由を解説するよ
かかりつけ薬剤師をやめたい理由6選
24時間の電話対応
かかりつけ薬剤師になると基本的には24時間の電話対応が必要となります。かかりつけ薬剤師はいつでも患者様からの質問や疑問に対応する責務があるからです。患者様からいつなるか分からない携帯電話を持っておかないといけないことはとても苦痛に感じることがあります。
ノルマがきつい
薬局や企業にはよりますがノルマを課されている人も多いです。国としても「かかりつけ薬剤師」の制度を推進していますので、企業としては数を増やそうとすることは当然のことです。しかし、ノルマとして月に100件など厳しい数をこなすことがプレッシャーに感じる方は多いです。
有給や休みがとりずらい
有給や休みをとりずらいと感じてしまう責任感の強い薬剤師も多くいます。患者様にとってかかりつけ薬剤師は1人です。いつ来てもかかりつけ薬剤師がいる状態にしてあげようと思うと休めなくなってしまいます。
世間話で他業務圧迫
患者様の中にはお話が好きな方もいます。他の業務がなければ世間話に付き合ってあげれますが、薬剤師は日々業務に追われています。患者様の数が増えることにより1人にかけられる時間も減ります。バランスがとれずに他業務が圧迫し、やめたいと感じる方もいます。
対応が難しい患者様を対応
患者様の中には難しい方・合わない方もいます。その場合もかかりつけ薬剤師として対応しなければいけません。精神的に気を使うことでやめたいと感じる方もいます。
割に合わない
かかりつけ薬剤師は24時間対応など業務の割に給与があまり増えないケースがあります。業務に対し給与が見合わなければ「なぜ私だけ、、」と不満を感じる方も多いです。

かかりつけ薬剤師をやめたくなったら次の行動をとると良いよ
かかりつけ薬剤師をやめたいと思った時にする行動
やめたい理由を整理する
自分の気持ちを整理することが必要です。人は頭の中だけで考えることは向いていません。自分がやめたいと感じている理由を紙に書き出してみるとやめたい理由が明確になります。
かかりつけ薬剤師の意義を知る
かかりつけ薬剤師とは何か?どんな意義があり作られた制度なのか?背景を知ることでやりがいに繋がることがあります。
上司・先輩など周りの人に相談する
かかりつけ薬剤師をやめたいと思った場合は、他の経験したことのある上司・先輩に相談してみましょう。経験者は同じ悩みを持ったことがあるはずです。その時にどう乗り越えたのか、どういう考えを持っているかを聞いてみましょう。
かかりつけ薬剤師をやめるメリット・デメリットを考え決断する
かかりつけ薬剤師をやめるにもメリットとデメリットを考える必要があります。メリット、デメリットを考えた上で自分にとって最善の決断は何なのかを考えてみましょう。

しっかりメリット・デメリットを踏まえて考えてみよう
かかりつけ薬剤師をやめるメリット
精神的負担からの開放
かかりつけ薬剤師をやめることにより精神的負担から開放されます。やめたいと思いながら仕事を継続することで精神的な病気に陥ることもあります。
職種によっては給与アップ・職場環境の改善に繋がることもある
やめて転職する場合、職種によっては給与アップにつながることも多いです。また、休日数なども多くなる可能性も。
かかりつけ薬剤師をやめるデメリット
組織に負担
かかりつけ薬剤師がやめることにより組織としてはマイナスにはなります。しかし、あなたがやめても補充があり組織は回ります。深く考える必要はありません。
キャリアに傷
かかりつけ薬剤師をやめて同じ組織に残る場合は、昇進などキャリアに傷がつく可能性は高いです。同じ能力でかかりつけ薬剤師ができる人とできない人では組織はできる人を昇進させます。

後悔しない決断をしよう。あなたが決めた判断が正しいよ
かかりつけ薬剤師をやめる時の選択肢
我慢して続ける
我慢して続けることも1つの選択肢です。かかりつけ薬剤師になりたての場合は経験によりやめたい気持ちがなくなる場合もあるでしょう。我慢できる範囲であれば成長につながることもあり良い判断です。
かかりつけ薬剤師をやめて同じ組織に残る
かかりつけ薬剤師はやめて同じ組織に残る判断も悪い判断ではないです。やめたい理由を明確に上司に伝えてみましょう。
転職する
転職する場合は職種はそのままか職種を変える選択があります。どちらにせよ転職エージェントを利用し自分にあった転職先をみつけましょう。
まとめ
この記事ではかかりつけ薬剤師をやめたいときにとるべき行動をまとめました。やめたいと感じている場合は1人で考えても答えがでないことも多いです。少しでも次の1歩に繋がる手助けになればいいなと思います。
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