- 調剤ミスが怖くて仕事がつらい
- あの人と性格が合わないから仕事行きたくない
- 患者様(お客様)の中に嫌な人がいて仕事嫌だな
薬剤師は責任感が強い方が多く、色々と一人で悩みを抱え込むことも多いと思います。薬剤師といっても色々な職種があり悩みも人それぞれですが共通している部分も多々あります。
ここでは薬剤師経験15年の私が経験を交えて『仕事がつらい時にとるべき行動』をお伝えさせていただきます。
この記事を最後まで読んでいただくと今のつらい現状をかえることができます。

薬剤師の仕事ってつらいこと多いよね。まずはつらい理由を説明していくよ
共通の仕事がつらい理由
仕事がうまくいかない
薬剤師だけの理由ではないですが、仕事がうまくいかない時はつらいと感じることが多いです。薬剤師は責任感や使命感が強い方も多いのでうまくいかない場合に自分をせめてしまう人が多いです。
調剤過誤
調剤薬局や病院薬剤師では調剤過誤がプレッシャーに感じつらいと感じる方が多いです。命に関わる仕事なので日々のプレッシャーはかかりやすくなります。
人間関係・トラブル(同僚・上司)
複数の薬剤師がいる職場では人間関係に悩む方も多いです。特に年齢が離れている方と同じ職場になることも多いのでつらいと感じる方がいます。
教育体制・研修ない
大手企業などでは教育体制が整っていることも多いですが、中小企業や個人薬局では教育体制が整っておらず成長できないと不安を感じることも多いです。
給与増えない、低い
責任感が強い仕事ではありますが比較的、給与が低かったり、あがりにくい傾向があります。仕事の内容に対する給与の不満によりつらいと感じる方も多いです。
残業、業務過多
人が足りていない企業などでは残業が発生したり一人で多くの業務をこなさないといけなくなることが多々あります。業務過多が続くと身体的にも精神的にもつらいと感じることに繋がります。
閉鎖的な職場
特に調剤薬局や病院では限られた人との関わりになることも多く、息がつまることもあります。継続することでつらいと感じる方がいます。
評価が納得いかない
評価制度が整っていなかったり、自分はできていると思っても評価されない場合は不満がたまっていきます。自己肯定感も下がっていく為、つらいと感じやすくなります。
職種別の仕事がつらい理由
ドラッグストア
理由は大きく2つあります。1つは薬剤師らしい仕事ができない場合です。特に調剤併設ではないOTCのみの場合、調剤業務がないので薬剤師らしい仕事とは少し離れます。また、品出しや店舗運営の仕事も多いので薬剤師らしい仕事を求めている人にはつらいと感じることがあります。もう1つは土日の休みがとりにくいことです。ドラッグストアでは土日が忙しい店が多く休みをとりにくい傾向があります。土日が休めないことで他の薬剤師の友人と休みが合わせづらいなどプライベートに影響する場合があります。
調剤薬局
人が少ない薬局も多く、1人に任される仕事量が多い場合があります。風邪やインフルエンザの流行期などは特に忙しくなり1日に来る処方箋枚数も増えます。業務過多が続くことでつらいと感じる方も多いです。また、複数の薬剤師がいる場合で職場の異動がない薬局の場合は人間関係に悩む方も多いです。
病院薬剤師
一般的に仕事の割に給与が低い傾向があります。薬剤師らしい仕事はできますが、見合った給与がもらえない・給与が増えないなどの不満がたまります。また、夜勤や休日出勤もあるので身体的にも負担を感じる方がいます。
派遣薬剤師
プライベートとの両立はしやすいですがキャリア不安を感じる方も多いです。昇給がなかったり、キャリアを積むことができないので将来性を不安視する方がいます。

薬剤師は色々つらいことが多いね。ここから解決方法を説明するね
共通の仕事がつらい状況を解決する方法
一時的ならそのまま
どの仕事にも共通しますが、つらいと感じることはあります。つらい感情が一時的か継続的かによって対処が必要か判断しましょう。1ヶ月以上つらい感情が続いている、一度解消しても繰り返しつらい感情が出てくるなどであれば対処が必要です。
周りの人に相談する
周りの友人、職場仲間、家族に相談してみましょう。他の人に話を聞いてもらうだけでも気持ちが軽くなることも多いです。同じ経験をしている人がいれば良いアドバイスをもらえる可能性も高いです。
異動の希望を伝える
人間関係や職場環境の問題で異動できる場所がある企業であれば上司に異動の希望を伝えましょう。伝えなければ現状は変わりません。ストレスにより不眠や食欲不振など起こっていれば希望と共に伝えると良いです。
転職する
転職でつらい気持ちを解消できることも多いです。転職が『悪』という古い考えを持っている人もいますが転職は悪いことではありません。転職するかしないかは求人を見て決めれば良いです。転職活動は情報を得るというメリットしかありません。転職により労働環境・給与ともに良くなった人はとても多くいます。
業務内容の問題なら職種変更
業務内容がつらい場合は職種を変えれば良いです。薬剤師と言っても幅広い職種があります。調剤が合わなくてもOTC、OTCが嫌なら病院薬剤師、他にも医療系WEBライターなどもあります。固定観念にとらわれず幅広い視野を持つとよいです。
休職
現状、精神的・身体的につらく仕事ができない場合には休職しましょう。今の状態で良い判断はできません。一度ゆっくり休んで体調が回復してから次を考えましょう。自分の身体が第一です。
原因別の仕事がつらい状況を解決する方法
調剤ミスが怖い
薬剤師にとって調剤ミスはプレッシャーになります。調剤ミスが怖いのであれば、調剤ミスが起こりにくいシステムを導入している企業へ転職。あるいはドラッグストアや他職種への転職がおすすめです。
激務すぎる
一人が負担する業務が多い場合、暇な薬局への転職がおすすめです。忙しい場所での経験は自分の成長には繋がりますが、自分のキャパ以上がずっと続くのであれば転職はおすすめです。
技術に不安がある
自分の技術に不安がある場合は教育や研修制度が整っている大手企業に転職しましょう。しっかりとした教育制度があれば技術の不安もなくなります。
人間関係に不安・つらい
人間関係がつらい場合は異動するか離職率が低い企業へ転職しましょう。人間誰しも合わない人は必ずいます。合わない人とは離れることがベターです。
自分の時間がほしい
自分の時間がとれない人は派遣がおすすめです。自分の希望する働き方で自分の時間を確保しながら仕事することができます。
まとめ
仕事がつらい時にとるべき行動をまとめました。人によって悩みは異なると思いますが、自分にあった行動をとることにより今よりも現状が良くなります。その手助けとして転職エージェントを利用していきましょう。

転職するしないは関係なく、まずは転職エージェントを利用してみよう!
コメント