- 総合メディカルが気になるけど、転職失敗したくない
- 給与・残業・キャリアの本音を知ってから決めたい
- 「大手調剤ってどこも結局同じじゃないの?」と思っている
転職サイトのキャッチコピーは、どこも似たり寄ったりに見える。給与よし、研修充実、キャリアアップ可能──
でも、「実際のところはどうなの?」そんな疑問を抱えながら、転職に踏み出せずにいる薬剤師は少なくありません。
今回の体験者Eさんは、全国転勤コースで複数エリアを経験し、薬剤師3年目で管理薬剤師として店舗を任されるまでになりました。
5年間の本音を、包み隠さず聞きました。
転職を迷っているなら、この記事を読んでから決めてください。
- キャリアアップ重視の方:若いうちに管理薬剤師・専門薬剤師を目指したい人に最適
- ワークライフバランス重視の方:残業が少なく、有給も取りやすい環境
- 産休・育休を希望する方:男女問わず取得しやすい体制が整っている
- 総合評価:★★★★☆
- 給与水準:★★★☆☆(エリア限定)/★★★★☆(全国転勤)
- ワークライフバランス:★★★★☆
- キャリアアップ:★★★★★
- 福利厚生:★★★★☆
「総合メディカル気になる」「他にも似た企業あるかな?」と思ったら、転職エージェントに聞いて情報収集をしてみましょう。
転職エージェントは自分のタイプ・目的別で選ぶことで成功に近づきます。以下にまとめましたので参考にしてください。
転職エージェントで迷う場合はこちらの記事も参考にしてください。
- 体験者プロフィール
- 処方箋枚数・人員体制の実態
- 職場の人間関係・雰囲気
- 残業時間・シフトの実態
- 有給・休暇の取得しやすさ
- 給与・年収の実態
- 賞与・昇給の仕組みと納得感
- 福利厚生(産休・育休・社宅など)の充実度
- 店舗間の異動・応援の実態
- 研修・スキルアップの環境
- 調剤システム・設備の実態
- 数字目標・ノルマのプレッシャー
- 在宅業務の経験環境
- 管理薬剤師になって良かったこと・大変だったこと
- 評価制度(人事考課)の納得感
- キャリアアップの道筋
- 総合メディカルで働いてよかったこと・つらかったこと
- 総合メディカルに向いている薬剤師のタイプ
- 総合メディカルへの転職を検討している薬剤師へのアドバイス
- まとめ:総合メディカルはこんな薬剤師におすすめ
体験者プロフィール

30代男性薬剤師 Eさん
- 調剤薬局経験6年
- 管理薬剤師経験1年6か月
- 勤務形態:正社員
- 店舗形態:病院門前・クリニック門前を経験
処方箋枚数・人員体制の実態
Q. 処方箋枚数や人員体制を教えてください。
A. エリアによって規模感はかなり異なります。私の経験した店舗では以下のようでした。
- 店舗①(土日祝休み):100枚程度/日・薬剤師4人(時短1人)+事務5人
- 店舗②(土日祝休み):130枚程度/日・薬剤師5人(パート1人)+事務5人
- 店舗③(日祝休み):50枚程度/日・薬剤師2人+事務3人(時短1人)
地方は全国転勤コースの新人を積極配属してくれるため人員は比較的充実していました。一方、都内は賃貸料が高いため人員が少なめな傾向があります。

エリアによって枚数や体制に大きな差があるのが特徴。応募前に希望エリアの体制を確認しておくと安心。
職場の人間関係・雰囲気
Q. 職場の人間関係や雰囲気はいかがでしたか?
A. 私が配属されたどの店舗も、人間関係はとても良かったです。
地方エリアでは20代後半〜30代の薬剤師が主力で、管理薬剤師の方もとても優しく、業務内外問わずさまざまな相談をしました。
転勤先のエリアでは全国転勤コースを選んだ20代の薬剤師が中心で、大学の先輩後輩のような雰囲気でした。
プライベートでは一緒にマリンスポーツや旅行に行くほど仲が良かったです。
首都圏エリアは年配の薬剤師や家庭持ちの方が多く、業務とプライベートをしっかり区別している方が多い印象でした。
業務中の相談のしやすさは問題ありませんでした。

良好な人間関係が築きやすい環境!ただし店舗によって雰囲気は変わるので、面接でチームの様子を聞いてみるのもおすすめ。
残業時間・シフトの実態
Q. 残業時間やシフトの実態を教えてください。
A. 残業は出勤前の着替えや店舗準備も含め1分単位で計上されます。
月10時間以内の薬剤師がほとんどで、それ以上の残業が続くと上司から指摘される店舗もあるほどです。
私自身は月5時間以内の月もあり、管理薬剤師になっても月7時間程度でした。ワークライフバランスを大切にしたい方には非常に働きやすい環境です。
シフトは私の配属店舗はすべて日曜・祝日休みでした。薬剤師数名で月〜土をまわすシフト制です。

1分単位の残業管理はかなり好条件!ワークライフバランスを重視するなら、総合メディカルは魅力的な選択肢です。
有給・休暇の取得しやすさ
Q. 有給・休暇は実際に取得しやすいですか?
A. 中規模〜大規模薬局では有給は取得しやすいと思います。
ただし、1人薬剤師などの少人数の小型薬局では、有給消化が難しく消滅してしまうケースも多数あったようです。
配属店舗の規模によって有給の取りやすさは変わってくるため、入社前に配属される店舗の規模感を確認しておくと安心です。

有給が取りやすい環境は長く働くうえで大切。土日祝休みの店舗が多いのも大きな魅力!
給与・年収の実態
Q. 実際の給与推移を教えてください。
私の給与推移は以下でした。全て残業込みです。
- 1年目(全国転勤コース):約480万円 ※初年度はボーナスが寸志のため低め
- 2年目(全国転勤コース):約560万円
- 3年目(全国転勤コース+管理薬剤師):約660万円
- 4年目(エリア限定コース+管理薬剤師):約530万円
全国転勤コース・エリア限定コースともに、賃貸の場合は家賃の8割を会社が負担してくれます。
地方だと家賃も安いため、手出し2万円で2LDKに住めることもありました。
一部離島エリアでは毎月11万円の特別手当が支給されるため、家賃・税金を引いても手取り40万円程度が残ることも。
ただし、エリア限定コースは一般的な薬剤師の平均年収より低い傾向があります。
給与を重視するなら全国転勤コースか、管理薬剤師・専門薬剤師の役職取得が鍵になります。

コースによって年収に差があるのがポイント!転職前に希望コースの想定年収をしっかり確認を。
賞与・昇給の仕組みと納得感
Q. 賞与・昇給の仕組みや納得感はどうですか?
A.賞与は目標管理と店舗の運営成績によって夏のボーナスが変わります。
1.5か月〜3.5か月分とレンジ幅が広く、自分が良い成績を出しても店舗全体の評価が低ければ頭打ちがきます。
昇給は等級に応じて上限額が設定されており、1等級→2等級は勤務年数で上がりますが、3等級以上は管理薬剤師か専門薬剤師の役職がないと昇給しません。
役職なしの場合、基本給は24万円弱が上限です。役職を持つ意思がない方には昇給の道が限られます。
私自身は管理薬剤師経験と店舗評価が良かったため平均以上の賞与をもらえており、納得感はありました。
ただ、仕組みの面で納得感を持てない薬剤師も多いと感じました。

役職なしだと昇給に上限があることは要チェック。キャリアアップへの意欲がある方には、むしろチャンスが豊富な会社!
福利厚生(産休・育休・社宅など)の充実度
Q. 福利厚生(産休・育休・社宅など)の充実度は?
A. 産休・育休は男女ともにほぼ100%取得できると思います。事前に申し出ていれば確実に取得できる環境が整っています。
新人向けの社宅は、必ず女性職員が物件立ち合いをするなどのルールがあり、安心して住める物件が用意されています。

全国転勤コースなら社宅を活用して生活費を抑えられるのは大きな魅力!産休・育休も取りやすい環境が整ってる。
店舗間の異動・応援の実態
Q. 転勤・異動の頻度・応援はどのくらいでしたか?
A. 異動は勤務形態によって変わります。
- 全国転勤コース:同じ運営部内(九州・西日本・東日本)での異動が主。他地方への異動は少ない
- 都道府県指定コース(関東は1都3県内):独身者は平均年1回程度の異動あり。世帯持ちは候補がない場合に打診される程度
- 通勤1時間以内限定コース:基本的に異動なし。打診が来ても断れるケースが多い
他店舗への応援については、地区によりますが平均月2〜3回程度でした。人数過多の店舗では月の半分以上を他店舗応援で過ごす薬剤師もいました。

自分が希望する区分やエリアの異動や応援の多さもしっかり確認しておくといいね。
研修・スキルアップの環境
Q. 研修・スキルアップの環境はどうですか?
A. 入社時研修は社会人マナーやルール中心が大半です。
定期研修は4年目まで年1回あり、社内のルールや薬剤師の基礎知識に関する研修も定期的に実施されています。
社内研修はすべて業務時間内に受けられます。
なお、OTCに関する研修はなく、現場での実践と独学になります。また、社外研修は自己研鑽扱いのため、業務時間外での参加が必要です。
私が特に印象的だったスキルアップの機会は2つです。
①OJT教育担当業務
2〜3年目で新人のOJT担当になります。
指導する立場として、正確なアウトプット力と業務外のメンタルサポート力が身につき、大きな成長を実感できました。
②管理薬剤師業務
地方エリアでは結婚を機に異動する薬剤師が多いため、20代で管理薬剤師を経験できる可能性が高い環境です。
私も薬剤師3年目で管理薬剤師になりました。
管理薬剤師になると、スタッフのマネジメント・病院薬剤部との会議・次年度予算計画の策定など実際の経営に関わるようになります。
数字管理能力とコミュニケーション能力が大幅に向上しました。

OJTから管理薬剤師育成まで体系的な研修体制は魅力的!若いうちにキャリアを積みたい方に特におすすめの環境。
調剤システム・設備の実態
Q. 調剤システムや設備はどうでしたか?
A. 全店でmusubi(ノートブックタイプのPC)を導入しており、薬歴の記載に使用しています。直感的で使いやすいシステムです。
また、ミスゼロ子というピッキング管理システムを全店導入しており、調剤過誤を防止する仕組みが整っています。
その他の調剤機器も店舗の状況に応じて多く導入されています。

システムの違いは研修でフォローされるので安心して働けるね!慣れてしまえば問題ない環境。
数字目標・ノルマのプレッシャー
Q. 数字目標やノルマのプレッシャーはどのくらいですか?
A. かかりつけ薬局化・アプリ登録・各種加算算定件数・プレアボイド・OTC売り上げがすべて夏のボーナスに直結する目標管理に組み込まれています。
上司から直接強く言われることはありませんが、ボーナスが数か月分単位で変わってくるため、給与を重視する方は意識せざるを得ません。
管理薬剤師になると目標について直接指摘されるようになります。給与面に強いこだわりがなければ、過度なプレッシャーは感じにくい環境だと思います。

目標はボーナスに直結しますが、強制感は比較的少なめ。給与よりキャリアを優先する方にはプレッシャーを感じにくい環境です。
在宅業務の経験環境
Q. 在宅業務はしっかり経験できますか?
A. 1年目から数名の在宅患者を担当させてもらえるため、早い段階から在宅の経験を積めます。
ただし、車でしか行けない在宅患者もいるため、運転免許を持っていないと担当できない場合もあります。
在宅業務を重視している方は入社前に確認しておくと良いでしょう。

在宅の経験度は店舗によって差がある。在宅業務に力を入れたい方は、事前に希望店舗の状況を確認してから選ぶのがおすすめ。
管理薬剤師になって良かったこと・大変だったこと
Q. 管理薬剤師になって良かったこと・大変だったことは?
A.良かったことは実際の経営に関わることで、数字管理能力とコミュニケーション能力が大幅に向上しました。
店舗内のルールを自分で決め、売り上げを上げるための課題解決を経験できたのは大きな財産です。
大変だったことは、病院や介護施設への営業活動が大変でした。
在宅業務の件数を増やすために近隣施設への薬局紹介を行いましたが、薬局薬剤師にはノウハウがなく、一から取り組む必要がありました。
また、エリアマネージャーが応援に入ってくれない場面があり、人数が足りない状態で店舗運営をしなければならないこともありました。

3〜5年目で管理薬剤師を経験できるのは大きな魅力!マネジメント経験はその後のキャリアの幅を確実に広げてくれる。
評価制度(人事考課)の納得感
Q. 評価制度(人事考課)に納得感はありましたか?
A. 評価は表面上の数字で決まる部分が大きいです。日々丁寧に服薬指導をしていても、数字に現れなければ評価されません。
来局患者が非常に多い店舗では、日常業務で手が回らず加算算定やアプリ登録に時間を割けないため、そうした薬剤師は評価が低くなりやすいという課題があります。

目標管理がしっかりしている分、頑張りが評価に反映されやすい環境ですね。店舗評価との連動も理解しておくと安心です。
キャリアアップの道筋
Q. キャリアアップの機会はどのように用意されていますか?
A.キャリアアップとしては以下のような機会があります。
- 管理薬剤師への昇格
- 社内専門薬剤師の取得
- 社外認定薬剤師の取得
- 本社の別部署への異動(自己推薦型)
- 連携病院への実務実習(希望制)
等級を上げるためには本社での試験があり、部下への模擬指導試験やマネジメントスキル習得講座があります。
そのため、他社より比較的人格者が管理薬剤師になる傾向があると感じました。
ただし、首都圏・福岡市内は管理薬剤師の枠が埋まっていることが多いため、早期に管理薬剤師を目指すなら地方配属を希望するのがおすすめです。

管理薬剤師・専門薬剤師・本社異動と多彩なキャリアパスがあるのが強み!自己推薦制度も積極的に活用しよう。
総合メディカルで働いてよかったこと・つらかったこと
Q. 働いてよかったことは何でしたか?
A.薬剤師3年目で管理薬剤師を経験できたことです。
20代で経営側の目線に立ち、複数名の部下をマネジメントするスキルと経営管理スキルを身につけられたのは大きな財産でした。
また、総合病院門前や医療モール内薬局が多数あるため、新人のうちから複数の診療科・高度医療に触れる機会があったことも良い経験でした。
Q. つらかったこと・改善してほしい点はありましたか?
A.現場の意見が本社になかなか届かないことが課題でした。
管理薬剤師→エリアマネージャー→運営部長というラインを経由しないと本社に届かないため、風通しの改善を希望していました。
ただ、2025年度より社長が変わり、本社と現場の連携強化に注力しているとのことで、今後の改善に期待したいところです。

リアルなメリット・デメリットを聞けた!全国転勤とエリア限定でそれぞれ感じ方が変わる部分もあるよ。
総合メディカルに向いている薬剤師のタイプ
Q. 総合メディカルに向いているのはどんな人ですか?
- 出世意欲や学習意欲が強い人
- 自分のペースで働きたい、かつ給与をあまり気にしない人
- 産休・育休をしっかり取りたい人
Q. 逆に向いていないのはどんな人ですか?
- 役職を持ちたくないけど平均的な給与が欲しい人
- 独身で異動・転勤をしたくない人
- 勉強や研修をあまりしたくない人
- 副業がしたい人(社内規定で禁止)

キャリアアップ志向の方には向いている環境ですが、のんびり働きたい方はよく考えてから検討するのがおすすめ。
総合メディカルへの転職を検討している薬剤師へのアドバイス
Q. 転職を検討している薬剤師へアドバイスをお願いします
A. 2025年度に社長が変わり、年功序列を淘汰して、やる気や能力のある人材を大切にする会社に変わりつつあります。
若いうちにマネジメントスキルや薬剤師の専門スキルを高めたいという気持ちがある方は、多くの経験が積めると思います。
他企業でゆっくり働いている同期・先輩に差をつけられる環境です。
大企業ながらスキルアップの機会が豊富な会社です。
ただ、のんびり働こうと思っていると入社後にギャップを感じるかもしれません。目的意識を持って入社することをおすすめします!

スキルアップと安定感を両立できる総合メディカル。目的意識を持って入社すれば、確実に成長できる環境。
まとめ:総合メディカルはこんな薬剤師におすすめ
5年間・全国転勤・管理薬剤師まで経験したEさんの結論は、明快でした。
「成長したい、ちゃんと評価されたい、という気持ちがあるなら、総合メディカルは良い環境だと思います。」
ただし、向いている人・そうでない人はっきり分かれます。自分がどちらに当てはまるか確認してください。
- 残業を減らしてプライベートを大切にしたい(月残業5〜10時間程度)
- 3〜5年目で管理薬剤師を経験してキャリアを積みたい人
- 全国転勤OKで収入を上げたい(社宅利用で実質手取りアップ)
- 産休・育休が取りやすい職場で長く働きたい
- 目標管理に前向きで評価されたい意欲のある人
逆に、「のんびり働きたい」「役職なしでも給与を上げたい」という方は、転職エージェントで他の選択肢と比較してから選ぶことをおすすめします。
転職は「情報戦」です。まずは求人を見るだけでも、今の選択肢は広がります。
求人票を比較することで、今の職場をあらためて客観視できる効果もあります。
転職エージェントで迷う場合はこちらの記事も参考にしてください。
※本記事の内容は体験者Eさん個人の経験・見解に基づくものです。総合メディカルの全店舗・全エリアを代表するものではありません。転職の際はご自身でも十分な情報収集をお願いします。



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