- 業務量に対して人の数が足りてない。仕事が終わらない。
- 店舗により大変さが違いすぎる。暇な店に行きたい。
- 応援が多すぎる。通勤時間が規定ギリギリが続くとつらい。
大手ドラッグストアで働いていると「辞めたい」と感じることも多いですよね?企業によって辞めたい理由は少し異なりますが共通する部分も多いです。
この記事では薬剤師歴18年の私が、実際の口コミも交えながら「大手ドラッグストア6社の薬剤師が辞めたい理由」について解説します。
この記事を読んでいただくと「大手ドラッグストア6社の薬剤師がなぜ辞めたいのか?」「辞めたい場合どうしたら良いか?」が分かります。
今回解説する大手ドラッグストア6社は以下です。(各企業について知りたい方は企業名をクリック)
6社の働き方や年収・福利厚生・研修などを比較したい方はこちらの記事を参考にしてください。
結論として、共通する辞めたい理由は以下です。
- 人員不足
- ワークライフバランスがとれない
- 業務量の多さ
- 異動や応援が多い
「辞めたい気持ち」が続くのであれば転職も選択肢に入れましょう。環境を変えることで日々のつらい気持ちがなくなる人がたくさんいます。
転職に興味がある人は転職サイトに登録し、転職エージェントに相談しましょう。
転職エージェントは薬剤師満足度がとても高い、大手転職エージェントの「ファルマスタッフ」がおすすめです。
「転職エージェントってどこがいいの?」そんなときは、転職エージェントを比較して自分に合うエージェントを選ぶと良いです。
▶薬剤師転職エージェント5社を徹底比較!おすすめの選び方はこちら

各企業の辞めたい理由と解決策をまとめたから見てね。
※この記事は、OpenWorkの口コミを参考に執筆しています。
大手ドラッグストア各企業の薬剤師が辞めたい理由
ウエルシア薬局の薬剤師が辞めたい理由
ウエルシア薬局の薬剤師が辞めたいと思う理由を以下にまとめます。
- 人間関係が悪い
- 勤務時間が長い・遅い
- 人員不足
- 業務量が多すぎる
- 評価制度が不明瞭
- 休みがとりにくい
- 精神的プレッシャー
- 将来性が見えない
- 周りの人の成長意識が低い
- 業務内容に不満
- 異動が多い
ウエルシア薬局を辞めたい理由として多く挙がるのは、「人間関係や業務量の多さ、長時間勤務などによるワークライフバランスの取りにくさ」です。
現場では店舗拡大に採用が追いつかず、1人あたりの業務量が過大になり残業や遅番に疲弊する声が目立ちます。
さらに評価制度の不透明さや休暇の取りにくさも不満の要因です。
「患者対応に十分な時間をかけられない」「調剤過誤へのプレッシャーが大きい」といった声もあり、精神的な負担も少なくありません。
また、将来のキャリアが描きにくいことや異動の多さも転職を考えるきっかけとなっています。

ウエルシアは従業員も多いから辞める理由も様々。特に多いのが「人員不足からの1人への負担が大きい」「ワークライフバランスがとりにくかった」って声だね。
さらに詳しく辞めたい理由を知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
スギ薬局の薬剤師が辞めたい理由
スギ薬局の薬剤師が辞めたいと思う理由を以下にまとめます。
- 残業が多く、拘束時間も長い。体力的に厳しい
- 人員不足から休み・有給も取りにくい
- 応援が多い
- 人間関係に悩む
スギ薬局を辞めたい理由として多く挙がるのが「残業の多さや拘束時間の長さによる体力的な厳しさ」です。
1日10時間以上の勤務が続き、続けられないと感じる人も少なくありません。さらに人員不足の影響で休みや有給が取りにくく、エリアによって差が大きい「店舗ガチャ」要素もあります。
また勤務薬剤師の場合は応援が多く、遠方への通勤や慣れない店舗での業務が負担となることも。
人間関係の悩みもあり、「上司や管理薬剤師と合わない」という声も見られます。

スギ薬局は特に「総合薬剤師」が大変そう。逆に「調剤薬剤師」だと固定の勤務時間で土日祝休みなので不満は少なめ。
さらに詳しく辞めたい理由を知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
クスリのアオキの薬剤師が辞めたい理由
クスリのアオキの薬剤師が辞めたいと思う理由を以下にまとめます。
- 休日出勤が多く、有給も取れない。残業も多い
- 異動が多い
- 忙しい店と暇な店での給与差がほぼない
クスリのアオキを辞めたい理由で最も多いのが「休日出勤や残業の多さ」です。
口コミでは「月に2回以上の休日出勤」「有給を使っても休日出勤で相殺される」といった声があり、人員不足のエリアではワークライフバランスを保つのが難しい状況です。
また「異動が多い」ことも不満の一因で、半年に1回以上の異動が続くと生活や働き方に影響が出るため退職を考える人もいます。
さらに「忙しい店と暇な店で給与差がほとんどない」点も不満につながっています。
薬局長のランクに応じて手当はあるものの差が小さく、負担の大きい店舗で働く薬剤師ほど不公平感を抱きやすいのが現状です。

クスリのアオキはとにかく働いて給与を稼ぎたい人には良いけど、プライベートとバランス取りたい人は大変そう。
さらに詳しく辞めたい理由を知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
ツルハドラッグの薬剤師が辞めたい理由
ツルハドラッグの薬剤師が辞めたいと思う理由を以下にまとめます。
- 人員不足から1人の業務量が多い
- 人員不足から異動や応援が多い
- 人員不足から休日出勤や残業もありワークライフバランスがとれない
ツルハドラッグを辞めたいと感じる理由の多くは「人員不足」に集約されます。
まず「1人あたりの業務量が多い」点が挙げられ、調剤・投薬・監査・OTC相談などを同時進行でこなさざるを得ない状況に不安を感じる人が少なくありません。
また「異動や応援が多い」ことも負担になっており、特に若手薬剤師は頻繁な応援で生活リズムが崩れるケースがあります。
さらに「休日出勤や残業が多くワークライフバランスが取れない」点も深刻で、希望休が通らず心身の負担が積み重なって退職を考える人もいます。

人員不足で1人への負担が増え、退職することにより人員不足という負のループを変えないとね。
さらに詳しく辞めたい理由を知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
マツモトキヨシの薬剤師が辞めたい理由
マツモトキヨシの薬剤師が辞めたいと思う理由を以下にまとめます。
- 人員不足でワークライフバランスが取れない
- 人員不足により1人の業務量が多い
- 上司の姿を見て将来が不安になった
マツモトキヨシを辞めたい理由として多く挙がるのが「人員不足」です。
まず「人員不足からワークライフバランスが取れない」という声が多く、残業や休日出勤、希望休が取りにくい環境に不満を感じる人が少なくありません。
また「1人あたりの業務量が多い」点も深刻で、疲労が回復しないまま働き続けたり、待ち時間増加によるクレーム対応で精神的に追い込まれるケースもあります。
さらに「上司の姿を見て将来が不安になる」という声もあり、管理職が応援や業務に追われている姿を見て、自分の将来像に希望を持てず退職を考える人もいます。

マツキヨでも他の企業と同じ様な問題だね。
さらに詳しく辞めたい理由を知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
サンドラッグ薬剤師が辞めたい理由
サンドラッグの薬剤師が辞めたいと思う理由を以下にまとめます。
- 目標がノルマに感じてつらい
- 1人の業務量が多すぎる
- 長時間勤務により肉体的にきつい
- 異動が多い
サンドラッグを辞めたい理由として多いのは「目標がノルマに感じてつらい」という声です。
販売目標はあるものの、上司の圧やランキング発表により実質ノルマのように受け止められ、接客自体に嫌気が差す人もいます。
さらに「1人あたりの業務量が多すぎる」点も深刻で、調剤・OTC両方で過重労働になりがちです。
特に1人薬剤師体制では休憩も取りにくく、精神的負担も大きいとの声があります。
また「長時間勤務で体力的に厳しい」「異動が多く落ち着けない」といった不満もあり、働きやすさや将来を考えて転職を検討する薬剤師が少なくありません。

サンドラッグはOTC薬剤師が多いので他と少し理由が違うね。目標意識が高い人はいいけど、そうでなければ苦痛なよう。
さらに詳しく辞めたい理由を知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
「辞めたい」と感じたら、まずは情報収集から始めてみましょう。
特に参考になるのがこちらの3つです。気になるリンクをクリックしてチェックしてみてください。
- ファルマスタッフの口コミ記事:実際に登録・利用した薬剤師の声をまとめています。
薬剤師に人気の転職エージェント、ファルマスタッフ口コミまとめはこちら - 薬剤師転職エージェント比較記事:自分に合うエージェントを選ぶ参考になります。
薬剤師転職エージェント5社を徹底比較!おすすめの選び方はこちら - ファルマスタッフ登録リンク:登録は1分、無料で情報収集だけでもOKです。
薬剤師に選ばれる転職サイトNO.1!ファルマスタッフに登録(無料)はこちら
大手ドラッグストア薬剤師が辞めたい理由(共通点)
大手ドラッグストアで共通する辞めたい理由は以下です。
- 人員不足
- ワークライフバランスがとれない
- 業務量の多さ
- 異動や応援が多い
大手ドラッグストアで働く薬剤師が辞めたいと感じる理由は、企業によって多少の違いはあるものの、「人手不足 → 1人あたりの負担増 → ワークライフバランスの崩れ → 精神・身体的負担」という共通の構図があります。
エリアや店舗による部分が大きく、改善が見られず継続することで転職を考えるようになります。
また、全国展開している大手ドラッグストアでは、どうしても異動や応援が多くなりがちです。
新店舗の立ち上げや退職者への対応など、人員の調整が必要になるため、頻繁な異動や応援が発生するのは避けられない部分といえます。

上司への相談で解決できる部分とできない部分があるから転職も含めてしっかり考えよう。
ドラッグストア薬剤師の辞めたい理由を紹介しましたが、実は調剤薬局でも似たような悩みがあります。「調剤薬局も気になる」という方はこちらも参考にしてください。
大手ドラッグストア薬剤師が辞めたい場合の解決策
自分の考えを整理する
頭にあるモヤモヤを解消する為には「紙に書き出す」ことが重要です。以下を書き出して自分の頭の中を可視化してみましょう。
- 今の職場で悩みを解決する方法はないか?
- 時間と共に解決されないか?
- 転職をすれば悩みが解決されるか?
- 自分に問題はないか?
- 逃げの転職ではなく前向きな転職か?
- 学ぶ機会が本当に少ないか?

紙に書き出すのが面倒な人はAIに相談すると良いよ。思いつくままにスマホに打ち込んでいくとAIが考えをまとめてくれるよ。おすすめのAIも紹介するね。
- ChatGPT:キャリア相談や意思決定の整理が得意
- Gemini:複雑な意思決定の整理やシミュレーションに向いている
- Perplexity AI:簡潔に回答が欲しいときにおすすめ。複雑な文章より短文で要点整理に向く
転職するか・しないか判断する
トータル的に考えて、転職するかどうかを判断しましょう。転職判断のポイントも以下にまとめておきます。
ポイントは「この職場のまま変えられるか」「環境を変えないと変わらないか」です。
(○:転職 △:人に相談・解決しなければ転職 ×:もう一度検討)
事例 | 具体例 | 判断 | ポイント |
---|---|---|---|
待遇が良くない | ・給与が低い ・会社制度への不満 | ○ | 相談しても変えれないものは転職 |
ワークライフバランスが崩れている | ・希望休がとりにくい ・残業多い ・業務過多 | △ | 働き方を変えられないか相談 |
人間関係が悪い | ・同僚と仲が悪い ・職場の雰囲気が悪い | △ | まずは上司に相談。人を変えるのでなく自分を変える。仕事上の関係と割り切る |
成長する機会がない | ・研修がない、レベルが低い | ○ | 環境がないなら環境が整っている企業へ |
キャリアが見えない | ・将来が不安 ・上司が大変そうでなりたいと思えない | △ | 自分が目指せるキャリアプランを上司に相談 |
同世代と比較 | ・同期の出世 ・SNSを見て | × | 自分軸を持つ |
転職する場合は転職エージェントを活用する
転職活動をする場合は必ず転職エージェントを活用しましょう。
①自分に合った職場をプロが提案してくれる
→ エージェントは希望条件や不安を聞いた上で、性格や経験に合った職場を提案してくれる。
② 面接対策・書類添削をサポートしてくれる
→ エージェントは、面接官目線でのアドバイスや伝え方の工夫をしてくれるので安心。
③ ブラック企業を避けられる(内部事情を知っている)
→ HPでは分からない情報(離職率・人間関係・教育体制など)をエージェントは把握している。
④ 年収や条件交渉を代行してくれる
→ 自分で「もう少し給料上げてほしい」とは言いづらいが、エージェントが交渉してくれる。
→ 年収アップや働き方の希望が通りやすくなるのは大きなメリット。
⑤ 応募先とのやり取りをすべて任せられる
→ 仕事しながらの転職活動は大変。
→ エージェントが日程調整・応募・条件確認など全て代行してくれるので、負担が少ない。
⑥ 完全無料で利用できる
→ 転職先の企業から報酬をもらうビジネスモデルなので、求職者側の費用負担はゼロ。
→ 情報収集だけでもOKなので、気軽に相談しやすい。
転職エージェントには転職希望者のキャリアよりもマッチング成功報酬を優先するエージェントもいます。
よって「エージェントは信用してもいいが、信頼しすぎてはいけない」と心得てください。
あくまで味方ではなく「ビジネスパートナー」です。上手く活用しましょう。
おすすめは2〜3社登録して、相性が合うエージェントを残して使うやり方です。転職エージェントを複数登録したほうがいい理由は、「より良い求人に出会える確率を上げるため」です。
- 保有求人が違うから
エージェントごとに提携している企業が異なるため、A社にはある求人がB社にはない、といったケースは珍しくありません。 - 担当者の質に差があるから
希望を丁寧に聞いてくれる担当者もいれば、ノルマを優先して強引に勧めてくる担当者もいます。複数登録しておけば、相性の良い担当者だけを選んで利用できます。 - 情報を客観的に比較できるから
同じ求人でもエージェントによって説明内容や条件提示が異なることがあります。複数の視点から情報を得ることで、より正しい判断ができます。 - それぞれ得意分野が違うから
調剤に強い会社、ドラッグストアに強い会社、派遣・パートに強い会社など、各社で得意分野があります。希望の働き方に合わせて複数登録した方が選択肢が広がります。 - 比較されていることで対応が良くなるから
エージェント側も「他社と比較されている」と分かれば、希望に合った求人を優先的に紹介してくれたり、レスポンスが丁寧・迅速になる傾向があります。
おすすめする転職エージェントは希望の職種などによって異なります。以下にまとめてますので参考にしてください。
比較するのも面倒な人:ファルマスタッフとマイナビ薬剤師の2社に登録すれば間違いなし
調剤薬局に転職したい人:ファルマスタッフ
病院・クリニックに転職したい人:アポプラス薬剤師
ドラッグストアに転職したい人:マイナビ薬剤師
地方で転職活動したい人:アポプラス薬剤師
早いスピード感で転職したい人:薬キャリエージェント
次の転職先は長く継続して務めたい人:お仕事ラボ
各エージェントを比較したい人はこちらの記事を参考にしてください。
まとめ
この記事では、大手ドラッグストア6社で働く薬剤師が「辞めたい」と感じる理由を、実際の口コミとあわせて紹介しています。
多くの薬剤師が、人員不足による過重労働や頻繁な異動・応援、そしてワークライフバランスの乱れに悩み、辞めたいと感じています。
こうした不満を放置すると、心身の不調やキャリア停滞につながるリスクもあります。
転職には不安がつきものですが、まずは情報収集を始めるだけでも気持ちが軽くなり、選択肢も広がります。
中でもおすすめは「ファルマスタッフ」。丁寧なサポートで口コミ評価も高い転職エージェントです。
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