- 総合メディカルって調剤の中でも大手だけど実際どうなん?
- 総合メディカルに興味あるけど、ブラックなんかな?
- 総合メディカルって研修とか働き方とかリアルを知りたい。
調剤薬局大手の「総合メディカル」。ネットで検索してもなかなか情報は出てこないですよね。情報を見つけても良いことしか書いてないことも多い。
この記事では「総合メディカル」について実際に働いている方の口コミも参考にして転職する場合に知っておきたい情報をつめ込みました。
この記事を読んでいただくと、自分に総合メディカルが向いているのかが分かり転職への一歩を踏み出すきっかけになります。
実際の口コミをもとに、総合メディカルをまとめるとこんな企業だと感じました。
研修はしっかりしていて店舗で経験も積める企業。また、女性は働きやすい環境が整っている。分かりやすい等級・評価制度もあり。
しかし、店舗や地域によっては人員不足から休日出勤や残業・忙しい可能性はあるので覚悟は必要。
また、総合メディカルに向いている人は以下です。
- 教育制度がしっかりしてる所が良い人
- 評価制度が分かりやすい方が良い人
- 調剤大手で働きたい人
- 福利厚生が整っている企業で働きたい人
- 若いうちに管理薬剤師を経験したい人
- 色々な処方箋を経験したい人
逆に、総合メディカルに向いていない人は以下です。
- 給与を求める人
- 休日出勤・残業が嫌な人
- 応援・異動が嫌な人
「総合メディカル、ちょっと気になるかも…」「他にも似た企業あるかな?」と思ったら、転職サイトで情報収集をしてみましょう。
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※地域によってはファルマスタッフに求人がない場合もあるため、併せて「マイナビ薬剤師」にも登録しておくのがおすすめです。

実際に働いたことのある人の口コミから総合的にまとめたよ。
総合メディカルに少しでも興味がある人は最後まで読んでね。リアルな情報が得られるよ。
※この記事は、総合メディカルの採用ページとOpenWorkの口コミを参考に執筆しています。
総合メディカルってどんな企業?
総合メディカルが運営する調剤薬局はそうごう薬局が多いです。全国に735店舗(2024年12月時点)を展開している大手調剤薬局チェーン。
地域の「かかりつけ薬局」として、患者一人ひとりに寄り添ったサービスを提供しています。
そうごう薬局といえば、福岡発祥の調剤薬局。全国(主には関東)に展開していますが、九州エリアにも多くの店舗を構えています。
総合メディカルには以下のような口コミがあります。
良い口コミ | 悪い口コミ |
・研修がしっかりしてる。学ぶ機会は多くある ・評価制度(社内試験、目標)も分かりやすい ・育休・産休・時短制度がしっかりしてる(とりやすい) ・女性管理職も多め ・頑張り次第で昇進できる ・住宅補助手当が満足してる ・店舗数が多いので色々な経験はつめる。(応援もあり) ・若手でも店舗管理者になれる ・薬剤師以外のキャリアの選択肢がある ・しっかり休みがとれて残業も少なめ(店舗・地域による) | ・基本給低い。よって賞与も低い ・昇給はあるがそんなにあがらない(薬局長・専門薬剤師で等級をあげる必要がある) ・人出不足(店舗・地域による) ・休日出勤多め(店舗・地域による) ・残業多い(店舗・地域による) |

プラスな口コミとしては「研修が充実してる」「住宅補助は満足」って言ってる人が多かったよ。
ワークライフバランスは口コミでも2極化してた。
「休日とりやすく、残業少ない」って人と「休日出勤が多く、残業も多い」って人。店舗や地域による人員不足で状況が全然違うみたい。
総合メディカルの基本情報
総合メディカル基本情報まとめ
売上高 | 1228億円 |
総店舗数 | 735店舗 |
有給取得率 | 69.2% |
平均残業時間 | 10.9時間/月 |
薬剤師女性比率 | 61% |
在宅医療店舗割合 | 95% |
かかりつけ薬剤師対応可能店舗 | 84% |

平均だと残業10.9時間、有給取得率は69.2%とワークライフバランスがとれそう。
でも店舗によるから注意してね。口コミでも人員が不足してるかどうかで大きく変わるって声が多かったよ。
総合メディカル正社員の給与情報
総合メディカルの給与は勤務コースによって大きく異なります。勤務コースは大きく4種類。コースの変更は定期的に申告できる自己申告制度があります。
働き方 | 年収 | |
全国勤務コース | 全国の薬局店舗 | 5,303,000円~6,350,000円 |
広域勤務コース | 東日本・西日本(九州除く)・ 九州のうちいずれかの一地域の薬局店舗 | 4,823,000円~5,870,000円 |
エリア勤務コース | 希望エリア(都道府県単位)の 薬局店舗 | 3,983,000円~5,745,000円 |
自宅通勤コース | 自宅から通える範囲の薬局店舗 | 3,983,000円~5,985,000円 |
地域によって手当が異なり、役職や専門性によって手当もつきます。

口コミでは薬剤師年収平均506万ほどで450〜550万の人が多かった。給与は低いとの声はあったね。
でも、住宅補助に満足してる声は多かったよ。役職や専門的な等級になれば昇給も期待できるみたいだけど、昇給試験に受かるだけでは昇給は少ないみたい。
総合メディカル正社員の働き方・休日
総合メディカルでは大きく2つから働き方を選ぶことができます。
①店舗勤務薬剤師 | 保険調剤(処方箋)、服薬指導、レセプト業務、OTCの相談・販売、薬歴管理、在庫管理、在宅業務 などを行う |
②在宅専任薬剤師 | 所属店舗を基幹として周辺地域の在宅業務を担当 ※①と同様の店舗業務も発生 |
どちらも働き方・休日は以下です。
・1ヶ月単位の変形労働時間制(1ヶ月平均週40時間)
・4週8休以上シフト制(休憩:60分)
・年間休日125日(4週8休+祝日+夏期休暇(3日)+年末年始休暇(6日))

口コミでは働き方や休みのとりやすさは店舗によるところがとても大きいって言ってたよ。店舗によっては勤務時間長く、残業も多い。
休日出勤も月に1回以上あるって声はいくつかあったので覚悟はしておこう。逆に休みはとりやすいし残業も少ないって人もいたよ。
総合メディカルの特徴
研修制度
総合メディカルの研修制度は手厚いです。現場でのOJTを主とし「集合研修」「自己啓発」「ローテーション」を組み合わせて成長させる独自の教育システムがあります。
認定資格制度 | 階層別OJT教育システムにより必要な知識・スキル・マインドの育成を行う。e-ラーニング、認定試験によりレベル認定を行い、取得レベルに応じ、薬剤師職能手当の支給あり (ベーシック→スタンダード→アドバンス) |
専門性・マネジメントのスキルアップ | 選択型研修を多く取り入れ、自身の興味や希望に応じて受講が可能。自分で選ぶことでキャリアにもつながる。 |
選択型研修 | 自身の職務に応じて必要な研修を受講可能(例:シード・リーダー研修(リーダーシップを多角的に学ぶプログラム) |
社員の自己啓発・資格取得支援 | 講座受講費用や資格取得にかかる費用について、一部会社からの補助を受けることができる※条件を満たした場合のみ(例:通信教育講座for(100講座から選択可能) |
在宅医療スキルアップ研修、専門薬剤師養成講座など
マネジメント研修ファースト、新人薬局長研修、ブロック長研修など

口コミでは研修がしっかりしてるって声が多かったよ。薬剤師としての基礎スキルを身に付けたい人には良い環境が整ってるみたいよ。
階層システムなので必要なスキルが分かりやすいね。
等級制度
研修制度とも連動しますが、正社員は職務や能力で等級別にランク付けされます。等級は昇格試験や在級年数・人事評価などをもとに決定されます。
分かりやすい階級制度となっており目標が立てやすい仕組みとなっています。
人事評価制度
人事評価制度とは、目標管理評価・能力評価・総合評価の3つによって構成され、評価した結果は、昇格や昇給、賞与などの処遇へ反映されます。
目標管理評価 | 設定した目標に対して、四半期ごとの振り返りを経て、期末に評価を実施 |
能力評価 | 目標管理とは別に、目標管理だけでは測れない能力を見るもの。職種・等級別の「期待される能力」を基に、期待される能力の獲得・発揮度合いを5段階で評価。 |
総合評価 | 目標管理評価と能力評価の2つの評価の結果を合わせたもの |

口コミでも評価制度は分かりやすいって声があったよ。目標管理評価の達成率は夏の賞与に反映されるみたい。
福利厚生
総合メディカルでは福利厚生も充実してます。主な福利厚生を挙げておきます。詳しくはホームページを確認してください。
ライフプランの充実
借上社宅制度 | 会社命令で転居を伴う転勤が発生した場合は借上社宅が適用になる |
住宅補助制度 | 世帯主かつ自身名義で賃貸借/所有する住居の場合、住宅補助手当がある |
長期所得補償保険制度 | 病気やケガで長期にわたって働けなくなった場合に、約定された所得に基づいて保険金が支払われる |
結婚・育児・介護との両立
結婚時 | 結婚休暇(特別有給休暇5日間)、結婚祝金(50,000円) |
出産時 | 妊婦通院休暇、妊婦短時間勤務(1日2時間まで)、産前産後休業(産前6週間、産後8週間)、配偶者出産休暇(1子につき連続3日間の特別有給休暇)、出産祝金(1子につき 一律10,000円) |
出生児育児休業 | 男性社員は出生後8週間以内のうち4週間(28日)を限度として取得できる |
育児休業 | 出産後8週間経過した後、最長で子が3歳に達した月の末日まで取得できる |
育児時間 | 女性社員が生後満1歳に達しない新生児を育てながら就業する場合、1日2回以内1回30分の育児時間を取得できる |
看護等休暇 | 小学校3年生修了までの子の世話等のため特別有給休暇が取得できる |
短時間勤務 | 小学校1年を終了するまで1日最大2時間まで勤務時間の短縮ができる ※勤務実績が10年を超えている場合は最長小学校3年生を終了するまで |
育児助成金 | 小学校就学前の子の育児に主体的に携わっている社員に、1子につき10,000円/月が支給 |
入学祝金 | 子が小学校に入学したとき、1子につき祝金10,000円が支給 |
介護時 | 介護休暇、介護休業、短時間勤務もあり |
社員の健康・医療を支える
医療費補助制度 | グループの運営する調剤薬局を利用する際、自己負担額の30%相当を会社から補助として受け取ることができる |
その他 | インフルエンザ予防接種、私傷病見舞金、災害見舞金など |

口コミでは女性の働きやすさに対する声が多かったよ。プラチナくるみんプラス認定を取得してる企業なので福利厚生がとても手厚い!
こんなに手厚い企業はあまり見たことないね。プラチナくるみんプラス認定を取ってる調剤企業ってほぼないよ。
プラチナくるみんプラス認定は、企業が「仕事と育児の両立支援」に加えて、「不妊治療と仕事の両立支援」にも積極的に取り組んでいることを厚生労働省が認める制度です。
職場環境
総合メディカルでは薬剤師がより対人業務に注力し、安心して働ける環境設備が整えられています。
安全安心な職場環境 | システムの導⼊を進め、安⼼安全に働ける環境を⽤意(監査システム、一包化システム、散財調剤ロボット、水剤分注機) |
最新の一包化監査支援システム | 画像認識技術を用いて薬剤の種類と数量を判定できる一包化監査システムの導入 |
最新の薬歴システム | 薬歴システムの導入により対物業務時間の削減と対人業務の質を向上 |

大手なのでしっかり最新システムが導入されてていいね。効率化と安全性が整った環境やね。
まとめ
ここまでの口コミや情報をもとに、総合メディカルの特徴をもう一度まとめてみます。
研修はしっかりしていて店舗で経験も積める企業。また、女性は働きやすい環境が整っている。分かりやすい等級・評価制度もあり。
しかし、店舗や地域によっては人員不足から休日出勤や残業・忙しい可能性はあるので覚悟は必要。
少しでも「総合メディカル、合うかも」と思った方は、まずは転職エージェントに相談してみましょう。
転職サイトを通じて、求人情報や実際の職場の雰囲気など、リアルな情報を得ることができますよ。
※地域によってはファルマスタッフに求人がない場合もあるため、併せて「マイナビ薬剤師」にも登録しておくのがおすすめです。
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