マツモトキヨシへの転職を考えているあなた、こんな疑問を抱えていませんか?
- マツモトキヨシのOTCと調剤、実際の業務の違いは?
- OTC薬剤師は1店舗に何人いる?登録販売者との役割分担は?
- シフトや残業はOTCと調剤でどう違う?
- 年収・社宅制度の実態は?賞与はある?
- マツキヨ薬剤師に向いているのはどんな人?
この記事では、マツモトキヨシに入社し、調剤・OTCの両方を経験している現役薬剤師Mさんへのインタビューをもとに、リアルな職場の実態をお伝えします。
OTCと調剤の業務の違いから年収・シフトの実態、向いている人・合わない人まで、現場のリアルな声をお届けします。
- 初年度年収約550万円・手取り月30〜35万と給与水準が高い
- 社宅月1万円の制度が充実、貯金しやすい環境
- 調剤→OTC研修でどちらも経験できる独自の研修体制
- OTCでは薬剤師1〜2名体制が多く、一人あたりの業務負担は大きめ
- OTCでは月5〜7品目の販売ノルマあり。エリア内の売上順位が日々共有される環境
「マツキヨ、ちょっと気になるかも…」「他にも似た企業あるかな?」と思ったら、転職エージェントに聞いて情報収集をしてみましょう。
転職エージェントは自分のタイプ・目的別で選ぶことで成功に近づきます。以下にまとめましたので参考にしてください。

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転職エージェントで迷う場合はこちらの記事も参考にしてください。
調剤もOTC販売もどちらも経験したい方:独自の研修体制でOTC・調剤の両方を習得でき、薬剤師としての幅が広がります。
高年収+社宅で貯金を増やしたい方:初年度から年収約550万円・社宅月1万円と、経済的メリットが大きい環境です。
マルチタスク・接客が得意な方:お客様対応から棚替え・在庫管理まで幅広く担当するため、動きながら仕事するのが好きな方に向いています。(OTC)
ノルマのプレッシャーが苦手な方は要注意:月5〜7品目の販売目標とエリア内売上順位の日々の共有があります。数字へのプレッシャーに弱い方は事前確認を。(OTC)
体験者プロフィール

30代女性薬剤師 Mさん
- 経歴:全体研修(3ヶ月)→調剤研修(半年)→OTC研修(半年)→本配属OTC(関東エリア3店舗)
- 勤務形態:正社員(全国転勤あり)
- 店舗形態:駅前店(一部郊外)
- 現在はOTC薬剤師として勤務
マツモトキヨシを選んだ理由と入社前後のギャップ
Q. マツモトキヨシを選んだ理由を教えてください。
A. 調剤とOTCの両方の業務を経験できる環境に魅力を感じたからです。
入社後は全体研修を経て、調剤研修とOTC研修をそれぞれ経験できる仕組みになっており、どちらの業務に適性があるかを実際に働きながら見極められる点が大きな決め手でした。
大手チェーンとして店舗数が多く、社宅制度や安定した給与水準も魅力の一つでした。
Q. 入社前後でギャップはありましたか?
A. 良い意味でのギャップとしては、教育体制が想像よりもしっかりしており、現場任せではなく一定のサポートや研修が整っていた点が安心材料でした。
一方で悪い意味でのギャップとしては、薬剤師が基本的に少人数体制で配置されることが多く、一人あたりの業務負担が想像より大きいと感じる場面がありました。
忙しい店舗ではマルチタスク対応が常に求められる点も、入社前のイメージよりハードだと感じました。
総合的には、想定よりも現場の負荷は大きい一方で、その分経験値は積みやすい環境だと感じています。

OTCと調剤どちらも経験できるのはマツキヨの大きな強み!ただし一人薬剤師になることが多いので、自分で考えて動く力は必要そうだね。
職場の人間関係・雰囲気
Q. 上下関係やチームワークはいかがでしたか?
A. 職場の雰囲気は店舗によって差はありますが、全体的には相談しやすい環境が整っていると感じています。
OTCではパートの方で長く勤務されている方が多く、場面によっては社員よりも影響力が強いと感じることもありました。
OTCでは基本的に各店舗に薬剤師が1名配置されることが多く、個人で対応する場面が多いためやや個人プレー寄りの印象があります。
同期とは連絡を取り合い、分からない点を相談し合うなど助け合いの関係はあります。
上下関係については全体的に厳しすぎる印象はなく、比較的フラットな関係性です。
Q. 上司や本社のサポート体制に満足できましたか?
A. 業務上わからないことについては、上司や周囲に相談すると比較的早く対応していただけることが多く、基本的なサポート体制は整っていると感じました。
本社のサポートについては、ハラスメントに関する相談を行った経験があります。
外部委託の相談窓口も用意されていますが、実際には本社人事へ直接相談した方が迅速に対応していただける印象でした。
実際に問題があった場合には、異動や一定期間の勤務停止などの対応が取られており、対応自体は比較的早いと感じました。
また、新入社員向けにはブラザー・シスター制度を通じて相談しやすい環境があり、配属に関する相談にも迅速に対応していただけたため、一定のサポート体制は整っています。

店舗によって雰囲気の差はあるみたい。でも本社のサポートは比較的しっかりしていて、ハラスメント問題にも対応してくれる体制があるのは安心だね。
残業時間・シフトの実態
Q. 月の残業時間はどのくらいですか?
A. 残業については、調剤とOTCで大きく異なります。
調剤側では、毎日2〜3時間程度の残業が発生しており、休憩が十分に取れない日もありました。
患者対応に時間を要することや薬の在庫不足への対応、人手不足などが主な理由です。
一方でOTC側については、薬剤師自身の残業はほとんどなく、本社からも残業を抑えるよう指示がある印象です。
残業が発生する場合は、接客の長時間化や納品・品出し業務、特売対応などが主な要因です。
Q. 1日のシフトパターンを教えてください。
A. OTCではシフトについては全体的に比較的安定しており、パートの勤務を基準に社員のシフトが組まれる傾向があります。
OTC側は早番・中番・遅番の交代制で、早番が8時〜17時頃、中番が10時〜19時頃、遅番が14時〜23時頃が一般的です。
調剤側は9時頃から18時前後までの勤務が多く、調剤の開局時間に合わせた勤務体系となっています。
希望休も取りやすい環境ですが、2〜3連休を希望する場合は事前に早めの相談が必要と感じました。現在は固定シフトのため、負担は軽減されています。

OTCの残業ほぼなしはかなり魅力的!でも調剤側は2〜3時間残業があることも。配属先によって働き方が大きく変わるんだね。
有給・育休・休暇の取得しやすさ
Q. 有給は実際に取りやすいですか?
A. 有給休暇については、全体的に取得しやすい環境で、実際にほぼ100%消化できています。
現在の店舗では、月に1回は必ず有給を取得するよう方針があり、休暇は比較的取りやすいと感じています。
一方で、連休の取得についてはやや難しさを感じる場面もあります。
特に調剤側では在籍人数が少ないため連休を取る際には調整が必要で、取得しづらい印象があります。
OTC側では、パート薬剤師と相談しながらシフトを調整できるため、固定で休みを取ることや連休の取得もしやすく、比較的柔軟に対応できていると感じています。
また、大型連休時はパートの休みが増える影響で人手不足になりやすく、社員が出勤する必要があるため、連休の取得は難しい傾向があります。
そのため、平日など通常時の休暇は取りやすい一方で、繁忙期とのバランスを考慮する必要があると感じました。
Q. 育休・時短勤務は利用しやすい雰囲気ですか?
A. 自身ではまだ利用したことがありませんが、周囲を見ていると比較的利用しやすい印象です。
産休・育休や短時間勤務制度を実際に利用している社員がおり、柔軟に対応されていると感じます。

有給消化率ほぼ100%はかなり高水準!育休も実際に利用者がいるのは安心できるね。
給与・年収水準・昇給の仕組み
Q. 実際の年収推移を教えてください。
A. 初年度から年収は約550万円程度で、手取りも月30〜35万円ほどあり、業務量に対して十分な水準だと感じています。
なお、年俸制のため賞与はありません。
昇給については一律ではなく、配属店舗や業務習得状況によって差がある印象です。
2〜3年目で昇給する方もいれば、それ以降のタイミングで提案されるケースもあります。
役職手当については、OTCでは副店長では手当がつかず、店長になって初めて支給される仕組みとなっています。
一方、調剤では薬局長になると資格手当が付くなど、役職に応じた給与アップがあります。
Q. 賞与・昇給の仕組みや納得感はどうでしたか?
A. 年俸制のため賞与はなく、その分月々の給与に含まれている形です。ボーナスを期待している方にとってはやや物足りなさを感じる可能性があります。
OTCでは売上コンテストなどに応じた報奨金制度があり、上位店舗にはインセンティブが支給されることがあります。
ただし、その配分方法は店舗ごとに異なります。
評価に応じた昇給という点では一定の合理性を感じる一方で、昇給のタイミングや基準が分かりづらい部分もあり、やや不透明さを感じる場面もありました。

初年度550万で手取り30〜35万はかなり高水準!賞与なしの年俸制なのは要チェック。OTCには売上コンテストの報奨金もあるよ。
福利厚生の内容
Q. 福利厚生の具体的な内容を教えてください。
A. 特に魅力的なのが社宅制度です。入社5年目まで月家賃1万円で利用でき、会社からいくつか物件の提示があり、その中から自分で選択できます。(社宅制度は区分により)
社宅を利用することで貯金がしやすく、他の人と比べても自由に使えるお金が多いと感じており、特に地方出身者にとっては大きなメリットです。
産休・育休や時短勤務制度については実際に利用している社員がおり、会社としても制度の利用を後押しする雰囲気があります。

社宅が月1万円は破格!入社5年以内ならフル活用したいね。
研修・教育制度の実態(調剤・OTC両方を学べる?)
Q. 定期研修や教育コンテンツの内容はどうですか?
A. 入社から3年目までフォロー研修が定期的に実施されており、基本的な医薬品知識については一通り学べたと感じています。
研修は座学が中心で、Zoomを用いた数百人規模での実施が多く、調剤・OTCそれぞれの業務に対応した研修が実施されています。
具体的には、服薬指導の考え方・薬歴作成のポイント、OTCでよくある疾患への対応やプライベートブランド商品の提案方法など、現場で直接活かせる内容が含まれています。
また、業務中に不明点があった際にはDI室へ電話やメールで相談できる体制が整っており、本配属後に一人薬剤師となった場合でも大きな不安を感じることはありませんでした。
Q. 調剤・OTCの両方の知識を学べる環境ですか?
A. 入社後にそれぞれ半年ずつ現場で研修を行う機会があり、どちらの知識も学べる環境は整っていると感じました。
この期間を通して、自身がどちらの業務に向いているかを見極める上でも有意義でした。
ただし、研修内容はやや調剤寄りの印象で、OTCについては自己学習によって知識を補っていく必要があると感じました。
Q. 中途入社者向けの研修はどうですか?
A. 中途入社者については、新入社員向けのフォロー研修を途中から受講する形で教育が行われていた印象です。
初期段階では研修がしっかりしており、安心して業務に取り組める環境があります。
Q. スキルアップを実感できた具体的な場面を教えてください。
A. OTC接客においてお客様への提案力が向上したと感じています。
以前は商品の成分や違いを理解することに重点を置いていましたが、経験を重ねる中で、複数の商品を比較したうえでお客様の症状やニーズに合わせて説明の仕方を工夫するようになり、提案の幅が広がりました。
一方で、薬剤師としての専門的なスキルという点ではOTC業務のみで大きな成長を実感する場面は限られており、日々の業務や自己学習を通じて補っていく必要があると感じています。

入社3年間のフォロー研修とDI室への相談体制は心強い!OTCのスキルアップは自己学習も必要になるけど、提案力という点では着実に成長できる環境みたい。
業務量・調剤システム・人員体制
Q. 調剤業務の業務量は適正でしたか?
A. 駅前店舗で1日あたり約120枚前後の処方箋を応需しており、薬剤師は3〜4名体制で勤務することが多かったです。
全体として業務量は多く、特に夕方以降は来局患者が集中するため、かなり慌ただしい状況になることが多くありました。
休憩についても、業務の忙しさから十分に取得できない場面も見受けられました。
繁忙期としては、夏場の小児夏風邪や冬季のインフルエンザ・コロナ流行期が特に忙しく、通常時の3〜5倍程度の業務量になることもありました。
Q. 導入されている調剤システムについて教えてください。
A. 電子薬歴が導入されており、音声入力が可能な点や、特定の薬剤名を入力するとSOAP形式の薬歴が自動で反映される機能があり、薬歴作成の効率化に大きく寄与しています。
レセコンも入力しやすく動作も比較的スムーズで、分包機も導入されており調剤業務の効率化に役立っています。
一方で、調剤室のスペースが限られていたため、分包機のトラブル対応時には作業スペースが狭くなる場面もありました。
Q. 人員不足の問題はありますか?
A. 調剤・OTC双方において、一店舗あたりの薬剤師の人数が少ないため、休憩やシフトの調整が難しく、余裕を持って働きにくいと感じる場面がありました。
【調剤側】駅前店舗では1日約120枚の処方箋に対して薬剤師3〜4名体制が多く、夕方以降に来局が集中するため繁忙期には人員がギリギリになることがあります。
【OTC側】基本的に社員薬剤師が1名配置されることが多く、業務量が多くなりやすい点が課題です。
店舗によっては薬剤師社員1名+パート薬剤師1名の体制や、パートやアソシエイト薬剤師(60歳以上の定年再雇用制度による社員)のみで構成されている店舗もあります。

調剤の120枚/日は標準的だけど夕方の集中がきつそう。電子薬歴の音声入力機能は残業削減に役立ちそうだね!
OTC業務内容と店舗体制の実態
Q. OTC薬剤師として働ける店舗は今も多いですか?求人状況は?
A. 現在もOTC薬剤師が在籍する店舗は一定数ありますが、近年は調剤を併設した店舗形態が増えており、売り場専任の薬剤師が常駐するスタイルは以前より少なくなってきている印象です。
売り場では登録販売者が中心となって接客を担い、薬剤師は調剤対応または第一類医薬品の対応として兼務する体制に移行しつつあります。
Q. OTCの業務内容を具体的に教えてください。
A. OTC業務としては、お客様対応を中心に、症状やニーズをヒアリングした上で適切な医薬品の提案・販売を行っています。
特に推奨品や重点販売商品については、お客様の状況に合わせて自然に提案できるよう意識して接客しています。
また、棚替えや陳列・在庫管理・店舗宅配サービス対応など、店舗運営に関わる業務全般にも携わっています。
Q. OTCでの売場担当の分担はどうなっていますか?
A. 薬剤師は医薬品売場の管理や第一類医薬品の対応を主に担当していますが、それ以外の売場運営については店舗によって分担が異なります。
私の勤務している店舗では、医薬品は薬剤師が管理し、日用品は副店長が担当しています。
さらに、女性用品やペット用品はアルバイト・パートが担当し、化粧品についてもパートが中心となって管理している状況です。
ただし店舗規模や人員構成によって役割分担は異なり、小規模店舗では薬剤師や店長が日用品・食品なども含めて幅広く担当するケースもあります。
Q. 登録販売者はどのくらい在籍していますか?
A. 店舗ごとに複数名の登録販売者が在籍していることが多く、店長や副店長が登録販売者資格を持っているケースに加え、パートやアルバイトの中にも資格保有者が2〜3名程度配置されています。
また、アソシエイト社員(60歳以上の定年再雇用社員)も在籍してる店舗があります。

OTCは医薬品担当が薬剤師、日用品は副店長や登録販売者と分担されているんだね。薬剤師は第一類医薬品の対応がメインで、それ以外は柔軟に担当する感じ。
数字ノルマ・プレッシャーの実態
Q. OTCの数字目標はどの程度求められますか?
A. OTC販売に関しては、期間ごとに重点商品が設定されており、月5〜7品目ほどの販売目標があります。
医薬品に加えて化粧品も含まれます。
これらは基本的に個人ノルマというよりは店舗全体での目標ですが、医薬品の重点商品については薬剤師が対応する場面が多いため、実質的には薬剤師が中心となって取り組む必要があります。
また、日々エリアマネージャーからエリア内での店舗順位や売上金額が共有されるため、自身の接客によって売上が伸びたと感じられる一方で、順位が下がることへのプレッシャーを感じる場面があります。
Q. 調剤のノルマやプレッシャーを感じた場面はありましたか?
A. 調剤では、アプリ登録やかかりつけ薬剤師に関して一定の目標設定があり、本社側で取得件数や達成率が管理されており、評価にも関わる仕組みがありました。
ただし、日々の業務が忙しくアプリ登録の案内には時間を要するため、強いプレッシャーを感じるというよりは、業務状況に応じて対応していく必要があると感じました。

OTCのエリア順位共有はプレッシャーになりそう…でも自分の頑張りが数字に出やすい環境でもあるから、やりがいと表裏一体かも!
OTC業務の大変さ・楽しさ
Q. OTC業務の大変な点を教えてください。
A. 大変な点としては、まず季節ごとの棚替え作業が挙げられます。取り扱い商品数が多い中で売場を一から作り直す必要があり、時間や労力がかかります。
また接客面では、お客様ご本人ではなくご家族の代わりに来局されるケースや、症状や服用中の薬の情報が十分に共有されていない場合もあり、限られた情報の中で適切な提案を行う難しさがあります。
Q. OTC業務の楽しい・やりがいを感じる点は何ですか?
A. 楽しさとしては、自分の提案によって商品を購入していただける点や、売場づくりの工夫が売上に直結する点が挙げられます。
自分の取り組みや工夫が数字として見えるため、やりがいを感じやすい環境です。
お客様から「ありがとう」と言っていただける瞬間は、調剤とは違う形のやりがいがあります。

棚替えや家族の代理来局など、OTCならではの大変さがある一方、自分の提案が売上に直結するやりがいも!コミュニケーション力が活きる仕事だね。
評価制度・人事考課の仕組み
Q. 具体的な評価の流れを教えてください。
A. 薬剤師は年に1回評価が実施され、店舗の店長や調剤の場合は薬局長との面談を通じて評価が行われています。
評価基準は大きく行動評価と業績評価に分かれており、行動評価では店舗への貢献度や自身のスキルアップ状況などが見られ、業績評価では本部から与えられた数値目標の達成度などが反映される仕組みです。
評価内容については一定の基準が設けられており納得できる部分もありますが、最終的な評価は上司である店長や薬局長に依存するため、評価者によって差が出る可能性があると感じました。

行動評価+業績評価の二軸はわかりやすい!ただ最終評価が上司次第になる部分はどこも同じ課題だね。
キャリアアップの幅
Q. マツキヨではどのようなキャリアアップの道がありますか?
A. 薬剤師のキャリアアップとしては、王道ルートとして管理薬剤師(薬局長)や店長を経て、エリアマネージャーへ昇進していく流れがあります。
ただし、エリアマネージャーはポスト数が限られており、狭き門です。
OTCと調剤の配属については希望に応じて変更できる仕組みになっており、OTCから調剤へ、また調剤からOTCへと異動しているケースもあります。
部門をまたいだキャリア形成も可能な環境です。
そのほかのキャリアとしては、リクルート業務を経験した後に人事部門へ進むケースや、教育担当として新人研修などに関わる道、商品開発など本部職へキャリアチェンジする方もいます。

OTCと調剤を行き来できるのはマツキヨの大きな特徴!人事・教育・商品開発など現場以外のキャリアも選べるのは幅広いね。
在宅業務の経験は積めますか?
Q. 在宅経験を積める環境はありますか?
A. 在宅業務については、実施している店舗とそうでない店舗があり、配属先によって経験できる内容に差があります。
研修で配属された店舗では在宅業務を行っており、実際に同行する機会もありましたが、駅前店舗では在宅を実施しておらず関わる機会はありませんでした。
一方で、在宅業務に積極的に関わりたい場合は、事前に希望を伝えることで配属を考慮してもらえる印象があり、意欲次第で学ぶ機会を得ることは可能です。

在宅はやる気があれば希望を出せる!でも店舗によって大きく差があるから、在宅を経験したい人は面接でしっかり確認するのが大事だね。
マツモトキヨシに向いている人・合わない人
Q. マツキヨを辞める理由で多いのは何だと思いますか?
A. 辞める理由として多いと感じる点は、業務量の多さや店舗体制による人員不足です。
一人あたりの業務負担が大きくなりやすい点が挙げられることが多い印象です。
また、本配属時に調剤を選択した人の中では、退職していくケースが比較的多い印象があり、業務負担や働き方の面でギャップを感じることが理由の一つになっているようです。
一方でOTC業務を選択した人については、継続して勤務しているケースが多い印象でした。
Q. 向いている人・合わない人のタイプは?
A. 向いている人は、調剤だけでなくOTC販売や店舗業務にも前向きに関われる人だと思います。
薬剤師としての専門性だけでなく、お客様への接客や提案にもやりがいを感じられる人は、幅広い業務を通して成長できます。
また、忙しい環境でもマルチタスクで柔軟に対応できる人や、ある程度割り切って業務を進められる人にも向いています。
一方で合わないと感じるタイプは、調剤業務に専念したい人や、一人ひとりの患者さんにじっくり時間をかけて関わりたい人です。
また、業務量が多い環境が苦手な人や、明確に成果が給与へ反映されることを強く求める人にとってはギャップを感じる可能性があります。

OTCと調剤どちらも楽しめる人、マルチタスクが得意な人がマツキヨには向いてる!逆に調剤だけに専念したい人はミスマッチを感じることもあるかも。
マツモトキヨシへの転職を考えている方へのアドバイス
薬剤師としてのキャリアを考える上で、業務内容や人員体制、働き方のバランスは事前によく確認した方が良いと思います。
特に調剤専念かOTC含めた業務かで、働き方の負荷ややりがいが大きく変わると感じました。
OTCと調剤どちらに配属されても、入社後半年ずつ両方を体験できる研修制度があるため、「どちらが向いているかわからない」という方でも安心して入社できます。
社宅制度(月1万円)を活用できる5年間は特に貯金のチャンスです。
また、在宅業務やキャリアについての希望は早めに上司に伝えることで、配属に反映してもらいやすくなります。
転職活動時には、配属予定の店舗形態(OTC単独か調剤併設か)や薬剤師の人数体制を事前に確認しておくことをおすすめします。
これによって入社後のミスマッチを大きく減らせます。

面接では配属店舗の薬剤師人数と店舗形態を必ず確認しよう!
まとめ:マツモトキヨシはこんな薬剤師におすすめ
今回はマツモトキヨシで勤務している現役薬剤師Mさんにインタビューし、OTCと調剤両方の現場のリアルをお届けしました。
- 調剤もOTC販売もどちらも経験したい人
- マルチタスクが得意でコミュニケーション力に自信がある人
- 社宅制度を活用して貯金を増やしたい人
- 年俸制(月収安定)を好む人
- 薬剤師としての幅を広げたい人
マツキヨは初年度から年収約550万円(手取り月30〜35万)と給与水準が高く、社宅月1万円の制度も充実しています。
OTCと調剤の両方を経験できる唯一無二の研修体制も魅力です。
一方で、薬剤師の配置が少なく一人あたりの業務負担は大きめです。入社前に店舗形態と人員体制を確認するのを忘れずに。
「マツキヨに興味あるけど、自分に合うか不安…」「他の大手と比較して決めたい」そんな方は、転職エージェントで内部情報を聞いてみるのがおすすめです。
転職エージェントは自分のタイプ・目的別で選ぶことで成功に近づきます。以下にまとめましたので参考にしてください。

大手調剤薬局やドラッグストアへの転職希望の場合はマイナビ薬剤師がおすすめ。他では取り扱ってない場合もあるので注意してね。
転職エージェントで迷う場合はこちらの記事も参考にしてください。
※本記事の内容は体験者Mさん個人の経験・見解に基づくものです。マツキヨの全店舗・全エリアを代表するものではありません。転職の際はご自身でも十分な情報収集をお願いします。



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