- スギ薬局への転職ってどうなのかな?きついのかな?
- スギ薬局ってドラッグストアだけど勤務時間長いのかな?
- スギ薬局の研修ってしっかりしてるのかな?
スギ薬局への転職を迷う方は多いと思います。ホームページ上や転職サイトを見てもよく分からないのが本音ですよね。
この記事ではドラッグストアの中でも人気の高いスギ薬局について実際働いたことのある人の口コミも参考に記事を書かせていただきました。(口コミ引用元:Open Work)
この記事を読んでいただくとスギ薬局での働くイメージ、スギ薬局に向いてる人・向いていない人が分かります。
実際の口コミをもとに、スギ薬局をまとめるとこんな企業だと感じました。
効率的に仕事を進められない人やのんびりした人には厳しいが、女性が働きやすい環境が整っていて、研修も充実している。
短期間で薬剤師スキルを身につけられる環境が用意された企業
また、スギ薬局に向いている人は以下です。
- 幅広く薬剤師スキルを高めたい人
- 調剤・OTC・在宅など幅広く経験したい人
- しっかりした研修制度がある企業が良い人
- 早めに昇進したい人(やる気がある人)
- ママになっても働き続けたい人
- ロング勤務・全国転勤でも良いので稼ぎたい人
- 薬剤師のつながり(同期・先輩)を持ちたい人
逆にスギ薬局に向いてない人は以下です。
- 調剤とOTC両方バランスよく経験したい人
- もの覚えがわるい人
- 要領がわるい人
- 1人薬剤師が嫌な人
- 長い時間をかけて成長していきたい人
- 幅広い業務経験を求めていない人
「スギ薬局、ちょっと気になるかも…」「他にも似た企業あるかな?」と思ったら、転職サイトで情報収集をしてみましょう。
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※地域によってはファルマスタッフに求人がない場合もあるため、併せて「マイナビ薬剤師」にも登録しておくのがおすすめです。

実際に働いたことのある人の口コミから総合的にまとめたよ。
スギ薬局に少しでも興味がある人は最後まで読んでね。リアルな情報が得られるよ。
スギ薬局ってどんな企業?
スギ薬局は愛知県に本社を持ち、関東・中部・関西地方を中心にドラッグストアを展開する企業です。
スギ薬局の多くが保険薬局の認定をうけ処方箋に対応できる調剤併設型ドラッグストアで、在宅医療にも早くから注力しています。
また、調剤併設型以外にも「医療モール・クリニック併設型」や専門的医療に対応した「敷地内店舗」も展開しています。
スギ薬局で働く薬剤師は一般用医薬品・健康食品・日用品・化粧品の販売、保険調剤、在宅医療など幅広い業務を担っています。
実際は以下のような口コミがあります。
良い部分 | 悪い部分 |
・研修が充実している ・数ヶ月で1人立ちできるようになる ・1人で業務できるスキルが身につく ・マニュアルがあるので作業のやり方が明確 ・店舗同士のつながりや先輩とのつながりがある ・エリマネとの距離が近い(フランク) ・管理薬剤師やエリマネに早めになれる(管薬3年、エリマネ5年) ・様々なキャリア(現場、専門的、エリマネ、本部など)を選べる ・認定薬剤師や専門的な資格をとるサポートもある ・推奨品販売によりポイントついて給与へ上乗せされる ・昇格テスト(面接・筆記(実技)に合格すると昇格できる ・子育て支援制度で女性は特に働きやすい ・(調剤薬剤師)基本土日休み、固定時間勤務で働きやすい環境 | ・1人立ちまでが早い(3〜4ヶ月) ・1人薬剤師店舗もある ・調剤が忙しい店だとOTCはほぼできない ・業務的には調剤:OTC=9:1程度 ・評価・業績によっては昇格テストすら受けられないので昇格できない ・人員が少ない(エリアによる) ・(総合薬剤師)シフト制なので労働時間が不規則(ロング勤務あり) |

マイナスな口コミとしては1人立ちまでが早い、との声があったね。
短い期間で色々なことを覚えないといけないので覚えがあまり良くない人は少し苦労するかも。
プラスな口コミも多いからやる気がある人は働きがいがありそう。
スギ薬局の基本情報
基本情報まとめ
売上高 | 7445億円 |
経常利益 | 380億円 |
総店舗数 | 1718店舗 |
調剤実績店舗数 | 1283店舗 |
調剤実績店舗数/総店舗数 | 74.7% |
平均残業時間 | 9.6時間/月 |
男性育休取得率 | 55.7% |

スギ薬局は調剤に力を入れてるだけあって調剤実施店舗も多いね。
育休取得は男性でも55.7%っていうのは他企業に比べてもかなり高水準だよ。
正社員の給与
中途入社の場合は以下のようにスギ薬局のホームページ上に記載があります。
総合薬剤師(シフト制、ロング勤務あり):338,000円~
調剤薬剤師(土日休み、固定時間勤務):313,000円~
※薬剤師手当等含む、6年制。経験・能力などを考慮し決定。勤務地区分によって低減あり。
総合薬剤師と調剤薬剤師では2万5000ほどの差があります。
なお、年収は経験やスキルによって上がるため、20代でも管理薬剤師で年収600万円、30代の課長クラスの薬剤師で年収750 万円に達するケースもあるようです。

口コミでは薬剤師年収平均560万ほどで500〜600万の人が多かったよ。
ドラッグストア薬剤師の平均水準はもらえそうだね。
正社員の休日
正社員の休日は以下のようにホームページ上に記載があります。
また、 スギ薬局は連続休暇制度を設けている点も魅力で「年に2回4連休」の取得が認められています。
総合薬剤師:年間117日
調剤薬剤師:年間124日(土日祝休)
※上記他、特別休暇制度(結婚休暇、配偶者出産休暇)等あり

年に2回4連休がとれるのは嬉しいね。
休みがしっかりほしい人は調剤薬剤師を選ぶといいね。
口コミでは希望休は3〜4日くらいは出せるって声が多かったよ。
スギ薬局の特徴
充実した研修制度と昇格制度
スギ薬局の研修制度は独自のカリキュラムが組まれており、薬剤師スキルを高める環境が整っています。研修は大きく2つに分かれています。
- テクニカル教育(職務別教育)
- マネジメント教育(職位別教育)
テクニカル教育の中でも以下のように段階的に教育カリキュラムが組まれています。
①ベーシック(必須研修) | 薬剤師業務の基礎を学び、認定薬剤師やかかりつけ薬剤師を目指す |
②スタンダード(選択型研修) | 地域連携や多職種連携のスキルを習得する |
③アドバンス(選択型研修) | 診療科別の専門知識を習得する |
④エキスパート(専門領域研修) | 専門・認定資格取得を目指す |
上記の研修により薬剤師のエキスパートを目指し専門性の高いスキルを獲得することができます。
マネジメント教育は以下のようなものがあります。こちらは管理薬剤師やエリアマネージャーとして活躍する為の研修となります。
管理薬剤師研修 | 管理薬剤師業務を学び実践し、薬局管理・リスク管理・法令順守を徹底していく |
PSV研修ほか | エリアマネージャーなどとして活躍する為の研修 |
テクニカル教育とマネジメント教育を組み合わせて、社内資格がG1〜M4まで分けられています。このグレードをあげていくことで給与も上がっていく仕組みとなっています。

口コミでも研修が充実してるって声は多かったよ。
このグレードを上げていく為に昇格試験があるらしいけど昇格試験を受ける為には評価や業績が必要。なので評価や業績が低いと試験が受けられず給与アップも難しくなるみたい。
子育て支援の充実
スギ薬局は子育て支援が充実しています。
仕事と育児の両立を支援する企業として「プラチナくるみん認定マーク」を業界で始めて取得し毎年認定されています。
子育てママには働きやすい環境が整っています。
「プラチナくるみん認定マーク」とは
厚生労働省が子育て支援に積極的に取り組む企業を認定する制度の1つ。
企業が「くるみん認定」を受けた後、さらに高い水準の子育て支援を行い、一定の基準を満たすと受けられます。
主な子育て支援
短時間勤務制度 | 法令よりも長い中学校卒業まで利用できます。1日最大3時間短縮できるので、お子様の送り迎えも安心。 |
産休育休 | 14週間の産前産後休暇の他、育児休暇は最長で2歳になった次の4月末まで取得可能。 |
子ども手当支給 | 満20歳未満の子どもを扶養する社員には、子ども1人につき月1万円の子ども手当を支給。さらに、4人目以降は月2万円に増額される。 |
子どもの看護休暇 | 中学校卒業まで最大7日間の看護休暇を取得可能。 |

くるみん認定マークを取得してるだけあって子育て支援はかなり手厚いみたい。
口コミでもママさんの働きやすい環境って声は多いよ。周りの人がフォローしてくれるみたい。
勤務地や働き方が選べる制度
スギ薬局では勤務地を3つの区分から、働き方を2つから選ぶことができます。
3つの区分は以下です。区分は生活環境の変化に合わせて、いつでも変更することもできます。
ナショナル | 全国転勤可能 |
リージョナル | 出店エリアを5つに分けたうちの一部のエリアで勤務 |
エリア | 自宅から通える範囲内での勤務地 |
勤務地はライフスタイルにより以下の2つから選べるようになっています。変更も申請可能。
総合薬剤師 | 月単位の変形労働時間制で、総合薬剤師は1日8時間を基本として日によって短くなったり長くなったりする働き方。土日祝も基本出勤あり。 |
調剤薬剤師 | 9時~19時までの間で1日8時間を基本とする働き方。土日祝休み |
総合薬剤師は調剤薬剤師に比べると給与は高くなります。選択によって昇進昇格の機会に差はありません。
なお、総合薬剤師と調剤薬剤師の業務内容は同じで、どちらの職種でもOTC医薬品の販売、保険調剤、在宅医療などを担います。
総合薬剤師の方でも、1週間のうち土曜日・日曜日の両方とも出勤しなければいけないということではありません。希望休として休むことも可能です。

口コミでは総合薬剤師のロング勤務がきついって声があったよ。
店舗によっては朝から22時まで勤務など体力的に大変な店もあるみたい。
自分にあった方をしっかり考えて決めよう。
幅広い業務経験をつめる
スギ薬局では調剤業務だけでなく在宅業務、OTC業務など薬剤師として幅広い業務を経験できます。
調剤業務では応援や異動もあるので幅広い処方箋を扱える為、薬剤師スキルをしっかり高めることができます。
しかし、調剤業務がメインになるためOTC業務をしっかりやりたい人はもの足りないかもしれません。

口コミでも色々な業務を経験できるところは良かったって声は多いよ。幅広い薬剤師スキルを求める人にはピッタリな企業だね。
キャリア支援制度により自分にあったキャリアを選べる
社員1人1人のやりたいことを支援するために以下の制度があります。
自己申告制度 | 1年に1回社員全員にアンケートを実施。希望するキャリアや所属したい組織など、社員の要望に可能な範囲で応えキャリアプランの実現につなげる制度。 |
社内公募制度 | 公募する部署に対して社員が自ら手を挙げ応募し、キャリアの形成に役立てる制度。 |

現場が長い人、エリマネになる人、専門性を追求する人など色々なキャリアが選べるみたい。
口コミでも色々な道があるとの声があったよ。自分にあったキャリアを選べるのはいいよね。
まとめ
ここまでの口コミや情報をもとに、スギ薬局の特徴をもう一度まとめてみます。
効率的に仕事を進められない人やのんびりした人には厳しいが、女性が働きやすい環境が整っていて、研修も充実している。
短期間で薬剤師スキルを身につけられる環境が用意された企業
少しでも「スギ薬局、合うかも」と思った方は、まずは転職エージェントに相談してみましょう。
転職サイトを通じて、求人情報や実際の職場の雰囲気など、リアルな情報を得ることができますよ。
※地域によってはファルマスタッフに求人がない場合もあるため、併せて「マイナビ薬剤師」にも登録しておくのがおすすめです。
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