- 調剤といったら日本調剤は有名だけど実際どうなん?
- 日本調剤はやっぱり研修とかしっかりしてるから薬剤師スキルは高められるのかな?
- 調剤って給与安めだけど日本調剤も安いのかな?
調剤薬局の大手である日本調剤。薬剤師ならほとんどの方が知っている調剤薬局ではないでしょうか?
でも実際転職するとなるとネットでもリアルな情報は少なめです。
この記事では「日本調剤」について実際に働いている方の口コミも参考にして転職する場合に知っておきたい情報をつめ込みました。
この記事を読んでいただくと、自分に日本調剤が向いているのかが分かり転職への一歩を踏み出すきっかけになります。
実際の口コミをもとに、日本調剤をまとめるとこんな企業だと感じました。
残業もあったり、数字目標・業務は大変かもしれないが専門性が高く、教育制度も充実。
薬剤師スキルを高めるにはおすすめ企業
また、日本調剤に向いている人は以下です。
- 高い専門性のある調剤薬局で働きたい人
- 教育制度がしっかりしてる所が良い人
- 調剤スキルや在宅・専門スキルを高めていきたい人
- 調剤システムが整っている環境で働きたい人
- 残業が苦にならない人
- 色々なキャリアパスを求める人
- 数字意識の高い人(目標を与えられるとやる気になる人)
逆に、日本調剤に向いていない人は以下です。
- 数字を求められることが嫌な人
- 残業をしたくない人
- のんびりした調剤薬局で働きたい人
「日本調剤、ちょっと気になるかも…」「他にも似た企業あるかな?」と思ったら、転職サイトで情報収集をしてみましょう。
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実際に働いたことのある人の口コミから総合的にまとめたよ。
日本調剤に少しでも興味がある人は最後まで読んでね。リアルな情報が得られるよ。
※この記事は、日本調剤の採用ページとOpenWorkの口コミを参考に執筆しています。
日本調剤ってどんな企業?
調剤業界でアイン薬局に続き売上NO2の日本調剤。店舗数も730店舗以上を全国展開しています。
日本調剤では薬の専門家である薬剤師の職能を大事にしており、成長させる教育制度や数々のキャリアパスが整った企業です。
実際は以下のような口コミがあります。
良い口コミ | 悪い口コミ |
・研修が充実。どこでもやっていけるレベルになる ・女性が多いので育休・産休もとりやすい ・産後の復帰フォローもしてくれる ・時短の方も多いので結婚後も働きやすい ・キャリアパスは広め ・病院研修までできる ・認定薬剤師資格をとるサポートがある ・近くに店舗が多い地域では応援も多く色々な処方箋を対応できスキルがあがる ・業務時間内に研修を受けれる | ・店舗によっては残業多め(門前で病院が閉まらない場合) ・数字(目標)を求められることも多い ・1人への業務負担は大きい ・人員はギリギリ(地域にはよる) ・有給も最低限(年5日)しか使えないことが多い ・利益を求めすぎてると感じる ・半休×2で1日休にされるのが嫌 ・施設・個人在宅を持ってると休日電話対応もある ・店舗によっては休憩もとりにくいほど忙しい ・PA・時短がいる店舗では正社員は遅番になりがち |

プラスな口コミとしては「研修制度の充実度」を言ってる人が多かったよ。高い専門性を求める人にはピッタリな企業だね。
マイナスな意見としては「目標がノルマと感じる」という声があったよ。色々な目標を与えられ評価にも繋がるので数字目標を与えられるのが嫌な人には合ってなさそう。
逆に数字を達成すると評価されるので分かりやすい企業ともいえるよね。
オンライン服薬指導件数、テレフォンフォロー件数、マイナ利用率、アプリ登録率、OTC売上、かかりつけ件数、トレーシングレポート件数など
日本調剤の基本情報
日本調剤 基本情報まとめ
売上高 | 340億円 |
経常利益 | 94億円 |
総店舗数 | 736店舗 |
調剤実績店舗数 | 736店舗 |
調剤実績店舗数/総店舗数 | 100% |
従業員の女性比率 | 73.4% |
在宅医療の実施率 | 95%以上 |
かかりつけ薬剤師の在籍率 | 89% |

女性比率が高めな企業だね。口コミでも女性が多いから女性が働きやすい環境って声は多かったよ。
在宅医療やかかりつけ薬剤師の比率も高く、専門性を重視した調剤薬局って感じだね。
日本調剤 正社員の給与情報
中途入社の場合は以下のように日本調剤のホームページ上に記載があります。
エリア勤務コース薬剤師(正社員)
月給250,000円〜500,000円(各種手当含む)※調剤・社会人経験を考慮し当社規定による
また、次のいずれかの資格取得者は、月額5万円の手当を支給
①外来がん治療専門薬剤師 ②緩和薬物療法認定薬剤師 ③がん専門薬剤師 ④HIV感染症薬物療法認定薬剤師
エリア勤務コースとは自宅から通勤可能な範囲(90分以内)で勤務する働き方です。配属エリアによって手当ても変わります。
また入社後、全国勤務コースへ変更も可能です。全国勤務コースに変更すると手当ても増えます。

口コミでは薬剤師年収平均520万ほどで550〜600万の人が多かったよ。
店舗にもよるけど残業も多そうなのでアイン薬局に比べると年収はやや高め。
賞与は数字評価によるみたいだから数字達成できる人は期待できそう。
日本調剤 正社員の働き方・休日
正社員の働き方・休日は以下のようにホームページ上に記載があります。
【勤務時間】
週40時間のシフト制、9:00~18:00(シフトにより変更有)、休憩時間60分
【休日】
週休2日制(日・祝、その他1日)

口コミでは店舗によるけど残業の多さを言ってる人が多かったよ。
また有給も年間5日しか使ってないって声があった。忙しい店舗では休憩もろくにとれないって声も。。
店舗にはよるけど、「大変な店舗にあたる可能性はある」ってことは覚悟してた方がいいね。
働き方としては病院の門前薬局が多いので調剤業務がメインとなります。中でも大学病院や総合病院の門前薬局が多いです。
日本調剤では業務効率化のための仕組みや最新の調剤機器が導入され服薬指導の時間が確保されています。
日本調剤の特徴
中途入社フォロー・研修制度
日本調剤の中途入社へのフォローや研修制度はとても充実しています。他業種からの転職でも安心できるフォロー体制があります。
また、口コミでも研修の満足度は高く、薬剤師スキルを高める環境が用意されています。
中途入社後の流れ
入社1〜3ヶ月目
中途入社者集合研修 | 入社月に開催。日常業務の流れから、調剤業務、接遇研修、システムの使い方など基礎的なことを学ぶ |
店舗にてマンツーマン指導・業務開始 | 店舗では先輩社員が1年間マンツーマンで指導 |
簡単な調剤・服薬指導から開始 | 簡単なピッキングや服薬指導から開始。慣れてきたら複雑な調剤にもチャレンジし薬歴の記載なども含め、一通りの業務を身に着けていく |
入社4ヶ月〜1年後
鑑査もにチャレンジ | 簡単な調剤業務に慣れてきたらステップアップ。鑑査も段階を踏んでいく |
レセプト・発注・在宅医療業務も開始 | 一連の調剤業務にも慣れてきたら、調剤業務以外の医薬品や備品の発注、レセプト業務・在宅医療業務などにもチャレンジ |
1年後には薬剤師として1人前になる | 一年間で身につける業務項目一覧表をもとに、漏れなく習得できたことをフォロー担当が確認 |
キャリア相談 | エリアマネージャーによる振り返りやキャリア面談を通してキャリアを考える |

中途入社でも1年間のマンツーマン指導があれば安心だね。
研修制度
日本調剤では「15ステップアップ研修」といわれる全薬剤師を対象に行われるe-Learning形式の研修があります。
全15ランクありテキストで学習し、テストに合格することで上位ランクにステップアップしていきます。年3回ステップアップのチャンスがあり、必要なスキルの定着を目指します。
主な講座内容
薬学知識 | 様々な病気と薬剤について学べたり、在宅医療・OTC医薬品・緩和ケアなど幅広く学ぶ |
理念・法律・制度 | 薬剤師倫理、医薬分業、関連法規、行政指導など法令や制度について学ぶ |
店舗管理知識 | 財務諸表の読み方、調剤報酬、レセプト業務、労務管理などについて学ぶ |
また、15ステップアップ研修以外にもさらなるスキルアップが叶う研修制度や認定取得サポートもあります。
がん緩和を中心とした専門性の向上 | 日本調剤では特にがん治療における専門性を高めることを強化。外来がん治療認定薬剤師数は、業界トップの実績。取得サポートあり |
病院実務研修 | 全国各地で、病院実務研修を導入。期間は1か月~6か月。調剤室業務、注射剤室業務など薬局現場で活かせるスキルを身につける |
その他にも以下のような研修制度があります。
教育情報部ポータルサイト | スキルアップや日々の業務に役立つ情報が得られる |
研修認定薬剤師取得支援 | 研修認定薬剤師取得に関する費用は会社で全額補助 |
CS(患者さま満足)向上研修 | ホスピタリティのある接遇で信頼される薬剤師を目指す接遇研修 |
メーカー勉強会・症例解析・服薬指導勉強会 | 医薬品知識の習得、服薬指導のレベルアップを目的としたMRや医療機関、教育専任スタッフなどによる勉強会 |

口コミでも研修・教育の満足度は高かったよ。研修は基本業務時間内っていうのもいいよね。
成長できる環境が与えられてるので薬剤師としての自信がつきそう。
キャリアアップ
日本調剤では薬剤師の多彩なキャリアを用意しています。専門性を高めていったり、本部としてマネジメントにチャレンジすることもできます。
主なキャリア
現場薬剤師 | 勤務薬剤師、病院勤務薬剤師(派遣)、在宅専任薬剤師、店舗責任者(管理薬剤師) |
専門薬剤師 | 外部認定・専門資格、疾患別社内認定、スペシャリスト(SP)薬剤師、上級SP薬剤師、高度SP薬剤師 |
本部マネジメント | エリアマネージャー、本部勤務(教育担当など)、薬剤部長、担当リーダー、支店長、担当部長 |

口コミでは中間層以上はつまってるって声があったよ。
数字が評価される企業なので昇格するにはしっかり求められている実績を出す必要があるね。
福利厚生
日本調剤では女性はもちろん社員が働きやすい環境を目指し福利厚生が整っています。
産前産後休暇制度 | 産前6週間(多胎妊娠の場合は14週間)、産後8週間の休暇が可能 |
育児休業制度 | 子どもが1歳まで可能(保育園に入園できない場合等は最大2歳まで延長可) |
育児短時間勤務制度 | 子どもが小学校に就学するまで最大2時間可能 |
看護休暇 | 子どもが小学校に就学するまで、子どもの看病や予防接種・健康診断を受けさせるために、有給の休暇が取得可能(子どもが1人の場合1年間に5日、2人の場合は10日) |
福利厚生倶楽部 | 旅行やエンターテインメント、食事、ショッピングなどの割引や家事代行など日常生活を快適にするサービスなども充実 |
薬品使用料支給 | 従業員の処方せんを日本調剤グループの薬局で調剤した場合、本人負担額を会社が全額支給する制度(健康保険上の扶養家族も対象) |
その他 | 介護休業・介護休暇、保養施設、OTC社員割引制度など |

口コミでも育休や産休のとりやすさを言ってる人は多かったよ。復職のサポートも手厚いらしい。
でも時短期間の長さは調剤併設ドラッグストアの方が長いね(大手DSは小学6年までが多い)。
他にも映画の割引や薬品使用料支給が嬉しいって声があったね。
最新システム導入
日本調剤では様々なシステムにより業務効率化や安全性が確保されています。
調剤システム | 自社開発の調剤システムを導入。レセプトシステム・過誤防止支援システム・相互作用チェックシステム・電子薬歴システムが一体化したものなど幅広い |
音声認識システム | 吹き込んだ音声を自動でテキスト化。薬歴作成時タイピングよりもはるかに早い |
ワークシート | 処方せん入力後に出力されるオリジナルのワークシートには、過去の薬剤服用歴における処方監査や薬剤調整の際に必要となる情報が盛り込まれている |
その他調剤機器 | 全自動錠剤分包機、一包化鑑査支援装置、ドラッグステーションなども最新機器を積極的に導入 |

さすが大手調剤薬局だね。最新システムにより業務効率時間も短縮でき安全性も確保されてていいね。
口コミでは業務量が多いとの声はあったから、システムで効率化してる分業務の量も増えそう。
まとめ
ここまでの口コミや情報をもとに、日本調剤の特徴をもう一度まとめてみます。
残業もあったり、数字目標・業務は大変かもしれないが専門性が高く、教育制度も充実。
薬剤師スキルを高めるにはおすすめ企業
少しでも「日本調剤、合うかも」と思った方は、まずは転職エージェントに相談してみましょう。
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